2023.05.15 [ その他 ]
大鹿歌舞伎春の定期公演が行われました!
こんにちは。
4月から南信州での生活をはじめました、リニア活用・企画振興課のMです。
南信州は念仏踊り、人形芝居、農村歌舞伎、獅子舞などなど…たくさんの民俗芸能が今も大切に継承されており、「民俗芸能の宝庫」と呼ばれています。
これから、四季折々の南信州の民俗芸能について、少しでもその魅力をお伝えできればと思いますのでよろしくお願いします。
さて、5月3日(水)に大磧神社にて大鹿歌舞伎春の定期公演が開かれました。
大鹿歌舞伎は、300余年前から各集落の神社で演じられてきたといわれています。
今日まで大切に受け継がれているこの大鹿歌舞伎は、平成30年(2018)に国の重要無形民俗文化財に地芝居としてはじめて指定されました。
今回の公演では、「奥州安達原 袖萩祭文の段(おうしゅうあだちがはら そではぎさいもんのだん)」が上演されました。
当日は晴天に恵まれ、年齢問わず多くの観客でにぎわっていました。
舞台はとても華やかで、かつ力強さもあり、たくさんのおひねりが投げられました。
歌舞伎初心者の私がいつ投げたらいいかと迷っていたら、小学生の子が舞台近くに駆け寄り、迷いなく投げていました。
「さすが!」と感心しながら私もなんとか、その姿にならって投げることができました。
地域の方々のあたたかさが会場全体から感じられるような、そんな空間でした。
今回の講演から、コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため中止となっていた鑑賞中の飲食が可能となりました。
開演前から五平餅、やきそば、たこ焼きなどの出店も賑わっていました。
また、今回の公演に際してパートナー企業である飯田信用金庫様及び中部電力パワーグリッド株式会社様によるボランティア活動(会場準備、片づけなど)が行われました。
10月の第三日曜日には秋の公演が予定されておりますので、大鹿村に足を運んでみてはいかがでしょうか。
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