※誤りがあったため、画像を一部差し替えました(令和4年7月19日)
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南信州農業農村支援センターのHです。
飯田市は人形劇の街としても有名で、今年も「人形劇フェスタ」が開催されます。
この催しは、昭和54年に人形劇カーニバル飯田として開催されて以来、今年で通算44回目を迎えます。
今回は、その人形劇フェスタ2022の一舞台として上演される短編演劇「新野物語」をご紹介します。
「飯田人形劇フェスタ2022」の詳細は、こちら⇒ https://www.iida-puppet.com/office/2022guideline/
この「新野物語」は、西暦2021年に「NAGANO ORGANIC AIR」の一環として、新野に伝わる重要無形民俗文化財「新野の盆踊り」を題材に、劇作家・演出家・俳優の山田百次さんによって執筆された短編戯曲で、2021年11月に阿南町新野で初演されました。
新野・津軽の方言を使い、地域の人々の情感を捉えたこの作品は大好評で、再演を望む多くの方の要望に応え、このたび、南信州地域の三会場で再上演されることになりました。
話のあらすじはこんな感じ・・・
時は江戸時代ころ、場所は上方文化を伝える遠州街道の宿場、新野(当時の名称は旦開村「あさげむら」)。
夏の盛り、村の人々は皆近くやってくる盆踊りの日を心待ちにしています。
庄屋の娘と奉公人の「きよ(小原 華さん)」が盆踊りに行く途中、二人の前に、汚い身なりの男性が倒れ込んできます。
心配して声をかけてはみるものの、男性が話す言葉がさっぱり理解できない。
困惑しながらも会話は続き…といった内容で、盆踊りに絡めて、新野の歴史や文化・死生観がたっぷり詰まった作品となっています。
ちなみに、新野の盆踊りは室町時代に始まったと言われています。⇒ 新野盆踊り・歴史 | 盆踊りの世界 (bonodori.net)
そして見どころの一つとして、なんとNHK連続テレビ小説「スカーレット」やたくさんのコマーシャルにも出演し、活躍中の女優「小原 華」さんが出演されることです!
演劇ですから、もちろん「生」です!
小さな会場なので、もちろん「目の前」です!
小原さんは、現在は阿南町新野のすぐお隣の売木村に在住とのことで、とても親しみが沸いてきますね。
(最後に少しだけ売木村での小原さんをご紹介してます!)
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