2019.05.30 [ その他 ]
ぬるぬるあったか楽しいよ~よこね田んぼの田植え~
こんには。農地整備課のNです。
5月は陰暦の別称で「田草月」(田植えのころ)と言いますが、まさにそこかしこで田植え作業が見られる季節を迎えました。
飯田市千代のよこね田んぼでも、5月10日(金)から田植えイベントが行われ、地元の保育園児や小学生、修学旅行生、飯田市役所の新任職員の皆さんが田植えを体験。
そして、5月18日(土)は快晴の中、午後から守り隊、ボランティア、オーナーによる田植えが行われました。当課からも4人の精鋭が参加 !!
↑ 苗は3~5本程度を一束とし、張られた縄に沿って等間隔に植えていきます。
↑ ひとつの田んぼでも場所によって、形や幅が違うので、縄の張り方にもちょっとした工夫が必要です。
↑ 田植えも終盤。泥に足を取られながら中腰の作業が続きます。そろそろ足腰に疲れが・・・・
それでも、隣の方と会話を楽しんだり、棚田に吹く爽やかな風を感じながらの作業は、一時疲れを忘れさせます。子供たちは水生昆虫(コオイムシやゲンゴロウなど)を捕まえたり、温まった田んぼの中で泥遊びをするなど、終始和やかな雰囲気の中で田植えを終わらせることができました。
秋の収穫が楽しみですね!
また、田植えの後には子供たちによるナメコの「駒打ち」が行われました。
これは昨年、展望台を整備した際に伐採された雑木を、有効に活用しようと始まった取組です。
まずは、およそ1メートルほどの原木に専用のドリルで穴をあけます。そこに種駒(ナメコ菌が増殖した木片)を差し込んで、金槌で叩いて出っ張りが無いように埋め込みます。こうして出来上がった「ほだ木」を乾燥させないように日陰で管理し、ナメコが発生する秋を待ちます。
↑ ドリルで軽快に穴が開けられていきます。手前の青い籠に入っているのが「種駒」です。
ただし、本格的な発生は2年後。3~5年目が最盛期のようで、収穫までに時間はかかりますが、長く収穫できる楽しみがあります。
よこね米の「おにぎり」と「ほだ木」から収穫されたナメコで作る「お味噌汁」の取り合わせは最高でしょうね。
ち・な・み・に・・・・
今回植えられた苗が成長してたくさんお米が収穫できるように、案山子コンテストが行われます。コンテスト期間は7月21日(日)~9月23日(月)。入選作品には、「よこね米」+「豪華賞品」、また出展された方には、もれなく「参加賞」がプレゼントされます。皆さんも参加してみませんか?
お問い合わせはNPO法人里山べーす・よこね田んぼ保全委員会まで!
〒399-2222 長野県飯田市千代932-5(飯田市千代自治振興センター)
TEL.0265-59-2003 FAX.0265-59-2080
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
南信州地域振興局 総務管理課
TEL:0265-53-0400
FAX:0265-53-0404