2018.12.26 [ その他 ]
地域おこし協力隊サポートネットワーク会議(交流会)を開催!
こんにちは!企画振興課のNです。
皆さんは、「地域おこし協力隊」をご存知ですか?
「地域おこし協力隊」とは、都市部から地方に移住し、地域活性化に取り組み、人口減少や高齢化などの課題を抱える地域を元気にしてくださっている皆さんです。
南信州地域には、50名(平成30年4月1日現在)の隊員がおり、観光、移住交流、農林業、教育など、様々な分野で活動されています
長野県では、昨年度、地域振興局ごとに「地域おこし協力隊サポートネットワーク」を設置し、協力隊の活動が円滑に行われ、隊員の任期終了後も定住してもらえるよう、受け入れ体制づくりの支援を進めています。
この取組の一環として、12月4日、協力隊員・自治体職員の交流会を開催
今回は、地域づくり団体2組にも参加していただき、交流会の前に各団体の活動について発表をしていただきました。
1組目の「NPO法人いいだ自然エネルギーネット山法師」(理事 原一樹さん)は、温暖化防止と地域活性化を目的とした団体で、化石燃料を使用しない体験交流施設「風の学舎」を運営し、体験学習や研修の受入れ等の活動を行っています。
2組目の「南信州交流の輪」(事務局 竹内淳さん)は、団体相互の交流・連携により、南信州ブランドの育成・確立を図り、地域内外に普及させることを目的とした団体で、地域の食や祭り等の文化を学ぶ「学ぶ・体験する・交流する」プログラムを実施したり、「三遠南信ここが楽しい事典シリーズ(全5巻)」を出版しています。
団体からの発表後は、参加者の皆さんに、商工観光、産業振興、福祉・教育、移住交流の4つの中から興味のある分野を1つ選んでもらい、それぞれのグループに分かれて交流。
他の隊員に聞いてみたいことや悩んでいることなどを中心に、日頃の思いをざっくばらんに話していただきました。
豊丘村地域おこし協力隊OGの黒田美佳さんにもアドバイザーとして参加いただき、ご自身の経験を踏まえながら、隊員の悩みを聞き、一緒に考えていただきました。
また、地域づくり団体の原さん、竹内さんも一緒に入っていただき、隊員や自治体職員と意見交換を行いました。
隊員からは、「今回の交流会を通じて他の市町村の隊員と情報交換ができた」、「移住交流や観光については広域で考える必要があり、他の市町村とも連携して取り組んでいきたい」といった感想・意見や、「着任時から起業を見据えた支援をお願いしたい」等の要望がありました。
地域づくり団体の原さんからは、「若い隊員の方たちから、今後の活動に活かせるようなアイデアをもらえた」との感想をいただきました。
今後もこのサポートネットワークを通じて、地域おこし協力隊の皆さんの活動や定住への支援をしていきたいと思います
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南信州地域振興局 総務管理課
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