2026.07.22 [ 南信州の観光・自然・花 ]
甦るニッコウキスゲの群落!!南アルプス聖平植生復元ボランティアに行ってきました。
農地整備課のGGYです。
7/18(土)~20(月)の3連休、南アルプス聖平(標高2,260m)へ南アルプス高山植物保護ボランティア活動へ行ってきました。
初日は雨に祟られましたが、2日目以降は天候に恵まれ、しっかり作業が出来ました。防鹿柵の中でニッコウキスゲが朝露に濡れてきらきらと輝く姿は、本当に素敵でした。二日目の作業の際には、登山者で脱臼された方を救助する静岡県のヘリがきて、隊員の命懸けの姿を間近で見て、感動で涙があふれてきました。
最終日は、皆さんと別れた後、息子と二人で聖岳(標高3,033m)・奥聖のお花畑まで往復し、道端の高山植物を愛でることが出来ました!!
長野県側の聖岳の起点となるのは、芝沢ゲートから7.2km先にある聖光小屋。聖光小屋の仲山管理人さんと話していると、5月の光岳で一緒に作業に加わってくださった青森県三戸郡N村のHさんと遭遇!!打ち合わせも全くしていないのに、「縁」って本当に不思議ですね。


登る途中、標高約2,020m付近の「苔平(こけだいら)」では、私が所属する南信州山岳文化伝統の会で設置した簡易トイレ用ブースが風で倒れているということだったので、近くの木にアンカーをとり、倒れないよう修繕しました。


聖平小屋(標高2,260m)へ到着後、参加者全員でテントの設営を開始。今回、食事は自炊で食料等全て下から担ぎ上げです!!


初日は雨模様でしたが、「遠山ジンギス」を囲んでテントの中は話が弾みました。今回も一緒に登った青森県三戸郡N村のHさんとも話に花が咲きました。


2日目は、4時前から朝食の用意をし、5時に御来光。6時から作業開始(山の仕事は早い)!!


ヘルメットとゴーグル(目を怪我しないよう着用)を着用し、植生を傷めないよう地下足袋に履き替えて作業を行いました。




朝露を纏い、朝日に輝くニッコウキスゲは本当に美しかったです!!


上河内岳をバックに咲くクルマユリも可愛らしかったです!!


ネットがたるんで柵の上部から侵入されそうな箇所には、細引きのロープを結び処置を施しました。


負傷した登山客の救助に当たる静岡県のヘリ

雪加重で鋼製柵の支柱が折れ曲がった箇所は見苦しいので抜き取り、人力で聖平小屋まで運搬しました。(こちらは番線で足元を怪我しないよう、登山靴で作業)




柵内にはニッコウキスゲの他に、ミヤマシシウドやイブキトラノオなど、多くの花々が咲き乱れていました。


作業の後は、リーダーの鵜飼一博さんから植生調査結果について説明頂き、参加者が熱心に聴き入っていました(植生を傷めないよう全員が地下足袋に履き替えて)。


最終日(3日目)は、6時に聖平小屋前で記念撮影し、皆さんと別れた後、息子と二人で聖岳(標高3,033m)を往復。


聖岳から東峰奥にある奥聖岳のお花畑まで足を延ばし、19年前に施工した植生保護ロープ柵(2日目にボランティアの別班が凍上で浮き上がった杭をハンマーで叩いて修繕)を確認。


奥聖のお花畑では食害で大きくなれないミヤマクロユリの株も確認しました。(30年前は開花株がありました)

聖岳をバックに咲くハクサンシャクナゲやチシマギキョウなど愛でながら下山しました。


私がこの活動に参加して20年目になります。今では柵の中でのみ見事な姿を見せてくれていますが、防鹿柵がなくても高山植物が咲き乱れる日がやってくることを願わずにはいられません。
この記事に関するお問い合わせ先:南信州地域振興局 農地整備課水利防災係 TEL:0265-53-0419
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