2014.10.17 [ 南信州の観光・自然・花 ]
魅力満載のローカル線!飯田線(8)吊り橋渡って秘境駅「為栗」
(下の写真:ホームから豊橋方面)
駅の出入口は一か所のみです。駅を出ると天竜川を沿うように道が続いています。
道の先には吊り橋が見えます。
150mほど歩くと、赤い吊り橋にたどり着きます。「天竜橋」です。
この橋が、まさに駅から一般道への唯一の架け橋となっています。
天竜橋からの風景は素晴らしいの一言。ぜひ、実際にご覧いただきたいです。
天竜川の向こうに飯田線の鉄橋が見えます。
下の写真は、この鉄橋を渡る飯田線の先頭車両から撮影しました。
天竜橋から駅(写真右側)を撮影しました。駅が川岸の急峻な地にあるのがわかります。
対岸に渡ると、天竜橋の看板が立っています。
天竜橋は車が入れませんが、手前までは車で行けます。
この天竜橋南側の近くに「信濃恋し」と呼ばれる景勝地があります。
ここは、平岡ダムができる前に天竜川の急流により川岸が削り取られ、川の流れが大きく湾曲しています。
かつて、信濃で切り出された丸太で作った筏(いかだ)に乗って、南(下流)に向かいやって来ると、筏がこの場所で北(上流)に向きを変えました。
その姿が、あたかも丸太が国境近くに来て「信濃の国が恋しい」と訴えているように見えたことから、この名前が付いたと言われています。
また、縁結びの名所にもなっており、ここに小石(恋し)を投げると恋が叶うそうです。
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