2017.06.21 [ 南信州の観光・自然・花 ]
中央アルプス摺古木山(飯田市)でシャクナゲが見頃!!
農地整備課の中年Yです。
6月18日(日)、中央アルプス摺古木山(すりこぎやま)(標高2,168m 飯田市)へ行ってきました。
この山は中央アルプスの南端に位置し、大平宿から北へ林道沿いに9km程入った所にあります。シャクナゲの群生地として知られていますが、当たり年が少なく花の時期を狙っていっても、まばらで終わるケースが多いように見受けられます。
ところが、今年淡い期待を胸にいざ登ってみると、なんと自然園に着く手前からシャクナゲの回廊が待ち受けていました!!
【後方中央は恵那山】
なお、現在の登山口の情報ですが、大平宿から2.6km入った所にバリケードがあります。今年の7月末まではこの先4km地点で林道工事を行っており通行できません。ただし、日曜祭日は通行可としてありますが、飯田市林務課によるお知らせでは落石等があるので通行は控えるよう掲示してあります。
そして、このゲートから5km先の林道終点に休憩舎があり本格的な登りはここからになります。休憩舎から30分程で「頂上への直登コース」と「周遊コース(自然園経由で頂上を目指すコース)」の分岐に到着します。私はシャクナゲの咲き具合が気になり、頂上へ行く以上に自然園周辺の群生地を先に見たかったので、周遊コースへ進みました。
高さ1mくらいの笹が登山道を覆っており、朝露が付いた笹をかき分けながら登っていくと、いつしか下半身はびしょ濡れ状態となりましたが、シャクナゲに会いたい一心で突き進みました。この山は以前にも6月中旬に何度か訪れていますが、今回の花の数の多さには度肝を抜かれました。
自然園手前、振り返ると恵那山が見える高さまで来ると、登山道の両脇がシャクナゲの花でいっぱいでした。自然の中のシャクナゲでこれだけの規模で咲き誇る姿はこれまでの経験の中で一番でした。当たり年というのはあるんだなあと実感しました。
ここから少し上ると自然園に到着しました。はるか向こうに聳える中央アルプスの眺めが格別です。
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