2016.12.05 [ 南信州の観光・自然・花南信州の伝統・文化・史跡 ]
樹のたまご
こんにちは。林務課です。
シラカシの樹にタマゴがなっていました!
おいしそうではありませんね!
どうやら、幹にまかれているツル植物のもののようです。
図鑑で調べてみると、ありました。
「カラスウリ属」の仲間のようです。
花は縁から白いひげが伸びてレース状に広がるのが非常に特徴的です。
皆さんもどこかで見たことがあるのではないでしょうか。
(ぜひ画像を検索してみてください)
果実はものすごく目立つ黄色になりました。
大きさや色からおそらく「キカラスウリ」かと思うのですが、断定はできません。
ちなみに「カラスウリ」と迷っているのですが、種を見れば分かるようです。
インターネットの某百科事典で調べると、阿智村や喬木村では民間薬として使われていると記載がありました。
今でも利用されているのでしょうか。
意外にも南信州の伝統につながりがあることがわかりました。
みなさんの身近なところにあるものでも、実は「南信州ならではのものだった」なんてことがあるかもしれませんね。
寒い中ではありますが、みなさんも南信州の豊かな自然に触れてみてはいかがでしょうか。
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