こんにちは!飯田保健福祉事務所 福祉課です。
ぐんぐん成長していく子どもにとって、食事はとても大切!!
保育所の給食は、美味しさはもちろん、栄養バランス、アレルギー、衛生など、様々な面で工夫をこらしながら作られています。
そこで、保育所給食に関わる皆さんの給食に関する知識や技術をさらに高めていただこうと、10月11日(木)に飯田市竜丘公民館にて「保育所給食研修会」を開催しました。
午前は調理実習、午後は研究発表・意見交換・講演会と盛りだくさんの一日でした。
調理実習では、塩分をひかえた和食中心のメニューで、南信州地域の食材や栄養価の高いスキムミルクを使用し、「凍り豆腐のあんかけ」・「カボチャのミルクスープ」・「れんこんとひじきのサラダ」・「甘酒ミルク」・「黒豆ごはん」を作りました。
研究発表では、飯田市公立保育園健康部会より、「危機管理と『信州型自然保育』への取り組み」と題した研究発表をいただきました。
「ヒヤリハット兼改善書」から、ノロウィルス発生時の対応や食材への異物混入防止のための生きたリスク管理を学んだほか、自然保育に関わる給食の年間計画を立て、自分たちで野菜を育てたり、その野菜について詳しく調べたりしたという事例発表がありました。
日頃の給食業務における不安、疑問等については、5つの分散会に分かれ意見交換。
未満児への給食提供や衛生管理など、現場がかかえる課題や実情を出し合い、工夫や解決策について話し合いました。
また、県 こども・家庭課より、「長野県食育推進計画(第3次)」等についての解説の後に、未満児の食事提供や食の体験の広げ方など、各保育園給食担当者からの質問に、丁寧に答えてもらいました。
参加者からは、「普段おやつにのみ使っていたスキムミルクを、おかずに利用する発想が得られてよかった。」、「各保育所での衛生面に対する工夫が聞けたので、持ち帰って真似してみたい。」などの感想がありました。
今後この研修会の内容を、それぞれの保育所で活かしていただき、よりよい給食を提供していただければともらえればと思います。
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