2016.11.30 [ 飯田合庁だより ]
喬木村の筒井さんが大日本農会から農事功績者表彰を受けました。
農業改良普及センターのHです。
このたび、喬木村の筒井園芸(有)社長の筒井資博さんが、公益社団法人「大日本農会」から農事功績者表彰「緑白綬有功賞」を受けられ、地方事務所長にその報告にお見えになりました。この表彰事業は「農業改良の実績」と「地域農業への貢献」などを審査し、功績のあった方を表彰するもので、今回で第100回を数える歴史と権威ある表彰事業です。
筒井社長は非農家のご出身でありながら、農業経営を志し、愛知県の鉢花生産者の下で研修をつんだ後、昭和48年、全国でも栽培者の少なかったシクラメンの栽培を開始しました。さらに農業分野ではいち早く会社組織を設立し、農業経営のモデルとなってきました。特に、現在では一般的になっている「シクラメンの底面給水」技術を確立し全国に普及されたこと、加えて長野県鉢花園芸組合設立に尽力され、会員相互の技術研鑽を行うことで、長野県を全国第一位のシクラメン生産県へと押し上げることに尽力された功績などが評価されたものです。
表彰式は、11月17日(木)に、東京都港区赤坂の三会堂ビルにて行われ、大日本農会総裁でおられる、秋篠宮文仁親王殿下から表彰状と木杯・メダルを授与されました。
筒井社長は、現在69歳ですが、今後の経営についてとても前向きな構想を語ってくださいました。今後のさらなるご活躍に期待したいです。
表彰状を囲む筒井さん御夫妻と山本地方事務所長
今までの苦労話と今後の構想を語る筒井社長
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