2016.07.21 [ 飯田合庁だより ]
私たちの仲間が岩手で頑張ってます!!
農地整備課の中年Yです。
7/7(木)~7/9(土)、休暇を頂き東日本大震災の岩手県沿岸地域における復旧状況を視察してきました。
現在、自治法派遣で大船渡農林振興センターへ長野県の農地整備課職員3名が派遣され、当課の1名も頑張っています!私自身も4年前に同事務所へ派遣され陸前高田市の農地災害復旧業務に携わりました。
今回視察したのは、陸前高田市の農地復旧箇所3地区、大船渡市の海岸堤防復旧箇所1地区の計4地区です。
まず、最初に視察したのは陸前高田市の農地復旧の「竹駒地区」です。竹駒地区は海岸から4km離れた場所にありますが、約16.7haの農地が津波により被災しました。気仙川を遡った津波は竹駒地区よりもさらに上流部まで到達しました。復旧された水田の脇を走っていた鉄道はバス路線として復旧されていました。
【2016年7月7日撮影:竹駒駅から復旧農地を望む】
【2016年7月7日撮影:BRT(バス高速輸送システム)竹駒駅】
次の現場へ向かう途中、かつて陸前高田駅があった場所の近くを通りましたが、高く盛土されて復興工事が進捗しているのが分かりました。
【2012年10月1日撮影:写真右奥が旧陸前高田市役所】【2016年7月7日撮影:旧JR陸前高田駅付近の現況】
なお、下の写真は2012年の10月1日(私が岩手に派遣された初日)に撮影したもので、被災を受けた陸前高田駅のホームの脇では大きな瓦礫の山がいくつもありました。
【2012年10月1日撮影:被災を受けた陸前高田駅】
【2012年10月1日撮影:地盤沈下による水溜りでナビ通りに進むことが困難でした】
2つ目の現場は、陸前高田市の農地復旧の「米崎地区」で、18.5haの農地が被害を受けました。この地区は4年前に私が担当した地区です。雨が降る中、稲がすくすく育っていました。
【2012年10月1日撮影:雑草だけが僅かに生えている】 【2016年7月7日撮影:完全復旧した農地で稲が生育】
また、米崎地区の海岸の被災状況を2012年の12月に撮影したのが、下の写真です。今回は、海岸堤防の工事中で近くに行くことはできませんでした。
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