2014.11.25 [ 南信州の食・味・お土産南信州の観光・自然・花南信州の伝統・文化・史跡 ]
南アルプスエコパーク遠山郷の八不思議!? ~「エコパーク癒しの体験まつり」その2
全国の中央構造線上には塩の温泉があちこちにあるが、当地の”黄金の湯”
(全国でも珍しい42.5℃の塩化物温泉 「かぐらの湯」で利用)は塩分濃度が0.73%であり、
とらふぐ(養殖試験中)を育てられるのは、この温泉だけという神秘の湯であること
(その六)
遠江地震(715年)の山崩れによって立木が埋没した 小道木の河原の埋没林(貴重な木の化石)
(その七)
南信濃で発見された数々の化石は、約2億5千万年前の放散虫(ホウサンチュウ)の化石
以降ほぼ全ての年代の化石が揃っており、”化石の宝庫”であること。(阿南町富草の化石は
種類は多いが時代は限定されている)
(その八)
中郷流宮岩(なかごうながれみやいわ)(上村中郷)
約2億年前の、南アルプスの地層の中で一番古い時代の地層のかけら(きれいに
折りたたまれた層)を、目の前で手で触って見ることができる大変貴重な岩石
(海外では、地質の教科書の表紙に載るような価値ある地層 とのことです)
そして (その九)
他にも日本唯一の隕石クレーター、豊かな中低山植物の花、観音霊水 南端の赤石銘茶 等々・・・
こうした大自然の不思議が満ちている太古からの大地の上で、人の営みが続けられてきた「遠山郷」
だからこそ、霜月祭りに舞うような様々な神々が宿る神秘の地として、伝統芸能、地域文化が生まれ
伝えられてきた、と坂本先生は締めくくられました。
(※ 以上 門外漢の聞き取りの内容ですので、不正確な点等がありましたら申し訳ありません)
坂本先生のお話の通り、貴重なエコパーク地域の中でも、ここだけにしかない自然資源、文化資源と
それらの研究の蓄積に満ち満ちている遠山郷。
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