こんにちは。環境課のHです。
南信州環境メッセ2025レポートその2ということで、1日目の午後に開催された親子環境体験学習会の様子をご紹介します。
講師は、飯田市を中心に環境学習を行っている 湯澤先生。
今回は、太陽光で走る EV(電気自動車)スポーツカー とエコハウスを親子で楽しく作りました。
※南信州環境メッセ2025レポートその1はこちらから✊
温暖化の話からスタート!🔎
工作の前に、地球温暖化についてお話がありました。
子どもたちにもわかりやすい言葉に、みんな真剣に耳を傾けていました。

エコハウスづくり🏠
最初に作ったのは エコハウス。
太陽光パネルを模した太陽電池を使います。
ここで実験!
太陽電池に光を当てて、電気がつくのか、オルゴールが鳴るか試してみます。
窓際に持っていって太陽光を当てると…試行錯誤しながらも成功!
ちょうど日差しが出てきて助かりました。

さらに、蓄電池もあるので、作った電気を貯めることもできます。
この電気が後で大活躍します。
エコハウスは、断熱仕様に。
・床に断熱材を
・窓は二重サッシに
しっかり断熱の工夫をしました。
太陽光で走るEVスポーツカー🚗
次に作ったのは EVスポーツカー。
さきほど、蓄電池にためた電気で走ります!
エコハウスと導線でつなげ、いざ発進!
走り出した瞬間、会場は大盛り上がり!
ぶつからないように、私も急いで机を片付けるほどでした。

最後は、包装紙で自由にデコレーション。
同じ材料でもそれぞれ違う「自分だけのエコハウス/スポーツカー」に仕上がりました。
楽しい工作を通じて、環境にやさしい暮らしを親子で感じてもらうことができました。

絵空事じゃない!現実の技術です💡
今回の体験は、ただの工作ではなく、現実にある技術をモデルにしています。
太陽光発電、断熱、蓄電池…そして今回は、エコハウスで作った電気をEVにつなげました。
さらに、現実では逆に、EVに蓄えた電気を V2H(Vehicle to Home) という仕組みで家に送ることができます。災害時などにはもってこいの仕組みです。
長野県では、太陽光パネル・蓄電池・V2H 設備を導入する住宅に向けた「クルマとつなぐ屋根ソーラー補助金」制度が用意されています。
詳しくはこちらをご覧ください。

今回の体験をきっかけに、未来のエネルギーを“自分の暮らし”として考えるヒントになれば嬉しいです。
この記事に関するお問い合わせ
南信州地域振興局 環境課(0265-53-0434)
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