2017.10.20 [ 南信州のイベント南信州の伝統・文化・史跡 ]
獅子たちの競演【第10回南信州獅子舞フェスティバル】
総務管理課のTです。
「10月の第3日曜日は大鹿歌舞伎の秋の定期公演日」との話題を掲載しましたが、この日は、もう一つ南信州を象徴するイベントが開催されています。
今年で10回目を数える「南信州獅子舞フェスティバル」です。南信州の獅子舞の醍醐味は、迫力満点の屋台獅子ですが、これらを含め様々な芸能が各地から一堂に会し、競演します。
本来であれば、快晴の飯田市街地(いわゆる「丘の上」)を多くの獅子たちが練り歩き、勇壮に演舞する光景がみられる予定でしたが、残念ながら天候は雨。予定を変更し、初めて屋内での開催となりました。
筆者は、大鹿歌舞伎へ出かけるまでのわずかな時間でしたが、会場に出かけてみました。
会場の飯田市公民館の前には、獅子舞フェスティバルをPRするトラックが駐車され、イベントの盛り上げに一役買っていました。
会場では、獅子舞に関する各種グッズの販売も行われており、始まったばかりにもかかわらず、入口は人で溢れています。 何とか席を確保し観覧です。
観客席には、子供から年配の方々まで、様々な世代の方々で一杯です。親子連れ、3世代で観覧している方々も多く見受けられました。
ステージでは、各団体が順番に演舞を披露します。
大型の屋台獅子はステージに上がれないため、屋台を外しての登壇です。とはいえ、やはり巨大な獅子だけあり、ステージが狭い!!
今回の演舞は、各団体、ステージでの1回のみということで、一度にかける意気込みが伝わる熱演です。きっと通常の何倍もの気合が入っているのではないでしょうか。頭が前後左右に激しく振られる場面では、ステージから落ちてしまう勢いです。演舞されている方々は、前がほとんど見えていないはずですので、見ている者がハラハラしてしまいます。
↑↓飯田市鼎 下山獅子舞保存会の屋台獅子
子ども獅子など、子供たちも多く参加しており、各団体が地域コミュニティづくりや後継者の育成に取り組んでいる様子がうかがえます。
↑↓飯田市中村 上中村獅子保存会の神楽獅子
時間の関係で、今回の観覧はここまで・・・。
今回は、ステージの照明の下で獅子舞を観覧するという貴重な機会となりましたが、やはり、獅子舞は晴天の下が似合います。
来年は、是非、青空の下で勇壮に演舞する大獅子たちに会いたいものです。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
南信州地域振興局 総務管理課
TEL:0265-53-0400
FAX:0265-53-0404