総務管理課です。

平成29年10月17日（火）に長野県将来世代応援県民会議「南信州地域会議」を開催しました。

長野県将来世代応援県民会議は、幼少期から青年期まで切れ目のない「オール信州」による支援体制を構築するために、従来の「長野県青少年育成県民会議」と「ながの子ども・子育て応援県民会議」が統合され、今年の６月に新たに設立された県民会議です。

これを契機に、全県的な取組の地域での推進や地域課題に対応する情報共有、連携等を図るため、当地域においても「南信州地域会議」を設置し、この日、第１回目の会議を開催したものです。

「南信州地域会議」は、市町村、警察署、小・中・高等学校、県機関の関係者のほか、社会福祉協議会、民生児童委員、ＰＴＡ、商工会議所、商工会、労働組合、生活就労支援センターといった地域の関係団体の皆さまにも参画いただき、40名の出席者により開催されました。

会議では、まず事務局と県庁次世代サポート課から、11月19日の「いい育児の日」(今年度からの新しい取組です。)や、ながの子育て家庭優待パスポート、子どもの性被害予防のための研修会への補助制度などの県民会議における取組の説明や、信州こどもカフェの取組の紹介、11月1日の青少年健全育成の街頭啓発への参加呼びかけなどを行いました。

続いて出席者から、それぞれの機関・団体の取組を発表いただき、この中では、会議に集まった参加団体同士が連携していく重要性についての声も聴かれました。

また、県が作業を進めている「子ども・若者支援に関する総合的な計画」の策定に向けた意見交換では、経済的に厳しい家庭が増加している状況や、ＳＮＳ利用に関するトラブルの増加など、普段から現場で感じている課題について、率直な意見が出されました。

幅広い関係機関・団体が集まる場として設置されたこの「南信州地域会議」の場を活用して、情報共有と横の連携を図りながら、地域の取組を活性化していきたいと思います。