2013.10.09 [ 南信州のイベント ]
よこね田んぼの稲刈り~南信州マジカルミステリーツアー①の3~
9月29日(日)雲一つない好天の下、よこね田んぼの稲刈りに参加させていただきました(事前PRはこちらから)。
今年は春の凍霜害、夏の酷暑、秋の台風18号などいろいろありました。ここよこね田んぼでも残念なことに一部台風被害がありましたが、なんとかこの稲刈りまでたどり着くことができました。
【稲刈り前全景 〇が台風による崩落個所】
この間、一生懸命管理していただいたよこね田んぼ保全委員会やよこね田んぼ守り隊の皆さんには、ただただ頭が下がるばかりです。
鎌を片手にザクッザクッと稲刈りは進みます。
非常にたくさんの人の参加を得て、作業は順調にはかどりました。
【稲刈りの模様】
【こんなに多くの方が参加されました】
刈り取られた稲は、はざ架けするため稲わらで束ねます。
これは熟練の技。縛りが弱いとはざ架けができません。不器用を旨とする私なぞは本能的に回避。
【熟練の技】
縛った稲の束を今度は皆ではざ架け。これにもコツがあり束を7:3に分け、3の方をポキンと折ると架けやすいのだとか・・・ぶきっちょうも冷や汗をかきながら作業を手伝ったのでした。
【みんなではざ架け】
【はざ架け終了後のよこね田んぼ】
畦塗りから参加させていただき、田植えも行い、無事活着したかと心配でしたが、こうして立派に育った稲を見るのはまたひとしおです。大したお手伝いもせずむしろ足を引っ張っていたようなものですが、あの暑い中よくぞ生育してくれた、よくぞ世話してくれたと感謝しています。
すべて終了した後は収穫祭。よこね田んぼのもち米を使ったもちつきも行われ、みんなに振る舞われました。
収穫祭では、案山子コンテストの表彰式も行われ、我が下伊那地方事務所が作成した「よこねのカオナシ」は有害鳥獣を追い払う最も効果的な案山子として認定され、見事「棚田を守りま賞」を受賞しました(作成の模様はこちらから)。
この1年よこね田んぼを応援し続け、カオナシを作成した農地整備課の面々も誇らしげです。
【「棚田を守りま賞」の「よこねのカオナシ」】
【作成者たちの勇姿 ピンクの作業着は飛び入りの下伊那農業高校の生徒】
<地域政策課>
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