2015.08.25 [ 南信州の伝統・文化・史跡 ]
南信州民俗芸能【2015夏】~新野の盆踊りに行ってきました~
地域政策課のTHです。
8月16日夜から17日の早朝にかけて「新野の盆踊り」に行ってきました。
「新野の盆踊り」と言えば、500年以上も続く神々を供養する盆踊りで、笛や太鼓といった楽器を使わずに参加者の唄により踊りが進み、8月14日から16日までの三日三晩踊り続けることで有名です。国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
会場に着いたのは16日の夜も更けて、小雨が降る中でしたが、櫓を囲んで6種類の踊りを交互に交えながら踊りが続いていました。
仮眠をし朝5時過ぎに戻ると、踊り手がだんだんと増え、時折、激しい雨の降る中でも踊りは続き、祭りが最高潮を迎える「踊り神送りの式」(この時だけ踊られるのが「能登」です)が近づきます。
「踊り神送り式」が始まると踊り手たちの歌声もいちだんと大きくなり、見ているこちらもワクワクしてきます。式により、近くの瑞光院まで踊り神を送ると祭りは終わりとなりますが、行列の進行を阻止しようと踊り続ける踊り手たちと踊りを止めさせようとする行列とのやりとりも見応えがありました。
悪天候にも負けず、みんな笑顔で踊っている姿を見て、格好よくうらやましくも思い、是非次回は自分も踊りに参加したいと思いました。
南信州には、古来より伝承されるお祭りや芸能が各地に多くあります。皆さんも是非、実際に体感してみてはいかがでしょうか。
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