2016.06.24 [ 南信州の伝統・文化・史跡 ]
ぶらり散歩(菱田春草生誕地)
農地整備課の中年Yです。
6月17日(金)の帰宅途中、飯田市仲ノ町の「菱田春草生誕地公園」に白い絨毯?が広がっていました。
この花の名前が分からず、家に帰ってから調べたところ、クマツヅラ科の「ヒメイワダレソウ(リッピア)」と判明しました。
この花は、グランドカバープランツ(地被植物)として公園などに植栽されるようです。一見、シロツメクサ(マメ科)を小振りにした感じで、可愛らしい花です。
菱田春草は、1874(明治7)年9月21日に飯田市仲ノ町(当時は筑摩県飯田町)に生まれた日本画家です。〈王昭君〉〈賢首菩薩〉〈落葉〉〈黒き猫〉の4点の作品が国の重要文化財に指定されています。これは明治以降の画家では最も多い数で、近代の日本美術を拓いた人物として名を知られています。(飯田市ホームページから引用)
なお、飯田市美術博物館では代表作の「菊慈童」を所蔵しておりますが、季節によって展示物を入れ替えていますので、飯田市美術博物館のホームページ(下記URL参照)を御覧になるとその内容が分かります。
http://www.iida-museum.org/
生誕地公園は2015年の春に開園し、東屋があって周囲に草木が植えられています。この日は、シモツケ(バラ科)やガクアジサイが咲いていました。
こちらが、公園にある看板です。
飯田合庁から徒歩10分程度ですので、”ぶらり散歩”で行ってみてはいかがですか。
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