2020.06.08 [ 南信州の林業 ]
竹取再生のためのSNSを立ち上げました
林務課のKです。
ここ南信州地域は、県内で竹林が最も多い(県内の竹林面積の約4割を占める)地域です。
また、食用たけのことして多く使われるモウソウチクは、南信州とその周辺が北限とされていて、県内の他地域ではほとんど見られません。
今、この竹で問題となっているのが、プラスチックが普及して竹材の需要が減ったことや中国産の輸入たけのこが増えたことで、放置される竹林が目立ち始めたことです。
放置された竹林は、景観上良くないばかりでなく、冬季降雪の際は道路上に垂れ下がって交通障害になったり、徐々に他の森林や農地に侵入して密集拡大していくため、見過ごせば大きな脅威になってしまいます。
一方で竹は、竹材やたけのこが採れたりと、利用すれば有用な「資源」となることから、活用する取組も一部の地域で始まっています。
そして、近年注目を集めているのが、たけのこの収穫時期を過ぎて2mほどに伸びた「若竹」を収穫し、柔らかい穂先を茹でて塩蔵し、食する際は塩抜きして味付ける、[メンマ加工の取組]です。
この取組を広く地域の皆さんに広げていくため、SNSを立ち上げ、竹資源の利活用方法や地域で竹林整備に取り組んでいる皆さんの紹介等の情報を発信していきます。
また、6月を「レッツメンマ月間」として、どしどし情報発信していきますので、ぜひ皆さんもメンマづくりに取り組んでみてください。
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