南信州お散歩日和 南信州は、広い長野県の南端に位置しています。やわらかい方言が使われ、人も土地柄も温かく穏やかな当地域には、 各所に温泉があり、賑やかなお祭りもたくさんあります。 この地域ならではの魅力を職員がお伝えしていきますので、 南信州にどうぞおいでなんしょ!

南信州お散歩日和

南信州は、広い長野県の南端に位置しています。やわらかい方言が使われ、人も土地柄も温かく穏やかな当地域には、 各所に温泉があり、賑やかなお祭りもたくさんあります。 この地域ならではの魅力を職員がお伝えしていきますので、 南信州にどうぞおいでなんしょ!

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新たな竹の活用方法~ブルーベリー園での竹チップ被覆栽培~

こんにちは 林務課のKです。

県下で竹林の最も多い南信州。プラスチック製品の普及による竹材利用の減少や、安価な中国産タケノコの流通増加等により、放置竹林が増加し問題となっています。

そこで新たな竹の活用方法として、現在はブルーベリーの園地に木質チップをかぶせているところを、代わりに竹チップにできないか、南信州農業改良普及センターと連携して実証することになりました!

早速9月5日に大鹿村で、林務課・農業改良普及センター・大鹿村役場の職員等30名で竹チップの被覆作業を実施。

この試験には、鹿塩地区の㈱大鹿里山市場さんのブルーベリー園をお貸しいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あいにくの雨模様でしたが、止むという天気予報を信じ決行!!

大鹿村役場駐車場に集合し、はじめの会を行った後、竹林の切り出しから破砕・運搬する班と、その竹チップをブルーベリー園に敷設する班の二手に分かれて作業を行いました。

左手が、今回伐採を行う竹林。灌木や草が生い茂り、先が見通せないほどの藪となっています。

破砕機でチップにし、鹿塩のブルーベリー園までトラックで運搬しました。

切り倒した竹を破砕機まで運びます

 

 

 

 

 

 

破砕機によるチップ化

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チップをまく前

チップをまいた後 左が竹チップ・右がこれまでの木質チップ(流木)

 

無事作業終了。お疲れさまでした。後方の竹林も整備されきれいになりました。

なんとか放置竹林の解消につながるような効果を期待しています。

 

 

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