こんにちは、東信労政事務所です。
昨今ハラスメントが大きな関心を集める背景として、もはや労働問題だけにとどまらず、社会問題として深刻化している現状と、他方で労働者側の人権意識の高まりがあります。
当所が開設している労働相談でもハラスメントに関する相談が数多く寄せられている状況です。そこで今年の東信地区労働フォーラムは、10月17日に長野県佐久合同庁舎で一般社団法人日本産業カウンセラー協会 産業カウンセラー 辻正明先生を講師にお招きしてパワハラを含むハラスメントをテーマに「その言動 それって ハラスメント?~誰もがいきいき活躍できる職場づくりを目指して~」と題して開催いたしました。

冒頭、辻先生から国の調査で、3割超の人が「ハラスメントを直接受けた経験がある」と回答していること、ハラスメントを目撃した時の対応として「特に何もしなかった」という意見が1番多かったこと、ハラスメントを受けた後、「怒りや不満・不安を感じた」「仕事の意欲が減退した」と答えた人が多かった、との御説明がありました。
つぎにハラスメントが職場に及ぼす影響や定義についてお話しいただいた後に、先生から演習問題が出題され、出席者4人が一組になって話し合いを行いました。
そして、ハラスメントを防止する有効な手段として、良好なコミュニケーションを保つことが大切であるとのまとめの御意見をいただきました。
今回の研修会でハラスメント防止には、普段からの小さな取り組みの積み重ねが大切なんだと改めて思いました。
この記事に関するお問合せは
長野県東信労政事務所
電話:0268-23-1260
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
佐久地域振興局 総務管理課
                TEL:0267-63-3131
                FAX:0267-63-3105

 
		
		






















