2013.05.17　［佐久のいい景色］

小諸御牧原の菜の花まつりに行ってきました。

農地整備課の「ポンポコ」です。
【今年も見事な菜の花が咲きました】

５月１２日の日曜日に県営畑地帯総合土地改良事業で整備されました「御牧大池」とその周辺の農地を会場に開催されました、「菜の花まつり」に行ってきました。
このお祭りは地域おこしの一環として、土地改良事業で整備された農地で作られた「菜の花」から絞った「ナタネ油」を地域の特産品にしようと、今年で８回目になるお祭りです。

【大勢の方々が菜の花と天ぷらを楽しんでいました】

１００円の参加料を払うと、お茶１本とナタネ油で揚げられた天ぷらが食べ放題となるお得な？お祭りですが、何よりも鮮やかな菜の花と３６０度広がる素晴らしい展望の中で食べる天ぷらは格別の味わいでした。
ナタネ油で揚げられた天ぷらは想像以上にカラっと軽くて、３皿も食べちゃいました！。

【地元の方がナタネ油で揚げてくれた天ぷらが山盛りです】

また、当日はここのナタネ油を使っている「軽井沢・浅間プリンスホテル」のイタリアンレストランからの出店もあって、ナタネ油をつかった「ペペロンチーノ・スパゲッティ」と「山菜のフリッター（揚げ物）」の試食がありました。こちらもさすがプロが作るナタネ油料理で、あんまり美味しいのでこちらも２回並んで戴いちゃいました。（食べ過ぎですって・・・）

【有名レストランのシェフはカッコもいいですね】

【地元のケーブルテレビも取材にきてました】

ところで、畑総事業で作られた「御牧大池」は蓼科山から遥か５３キロも用水を引いてきて御牧原台地をうるおしている御牧幹線用水路がありますが、冬の間は使うところが少ないので、その水を貯めておいて、水の欲しいときに有効に使おうと、昔からあった３６個の小さくて古いため池を統廃合して作られました。古いため池の場所はほ場整備をして、地域全体が近代的な優良農地に生まれ変わり、農家の皆さんに大変喜ばれています。
そこで、地域の皆さんが実行委員会を作って、転作や後継者対策として「菜の花」を作って油を取ることにしたそうです。無農薬＋無加熱でつくった油があんまり美味しいので、地域の人以外にも広く知ってもらおうとお祭りを行うことにしたそうです。
ことしはこの場所で４haの菜の花を作って、４，０００リットルもの油を作る予定だそうです。このナタネ油は小諸大橋のたもとの直売所などで買えるそうなので、皆さんもご利用くださいね。