「旬」の宅配便~佐久っと通信~ いつでも新鮮! 職員が見つけた佐久地域の「旬」の魅力をお届けします。 どうぞ、さくっと見てください。

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国際福祉機器展2025に行ってきました!

皆様、お久しぶりです!
商工観光課のカツ丼です!
前回のブログから、なんと早くも3か月が経ってしまいました……

さて今回は、10月8日から10日まで東京ビッグサイトで開催された
国際福祉機器展2025」に行ってきましたので、その様子をご紹介します!


(↑会場の外観)

まず、国際福祉機器展についてです!
国際福祉機器展はハンドメイドの自助具から最先端技術を活用した介護ロボット・福祉車両まで世界の福祉機器を一堂に集めたアジア最大規模の国際展示会です!毎年10万人以上の来場があり、今年は3日間で121,137人が来場しました!

そしてなぜ私がこの展示会にいってきたのかというと――――
現在、商工観光課では「佐久平プレメディカルケア産業創出事業」として、地元企業と医療・介護現場が連携し、現場の課題をもとに新たな製品の試作や事業化、販路開拓に取組んでいます。
また、国際福祉機器展への出展を通じて佐久地域の取組を広くPRするとともに、本事業で新しく開発された製品や成果を発表します。
そういった様子を視察するために展示会に行ってきました!

それでは、実際にどんなものを見てきたのか、皆様にご紹介します!

 

●本事業の出展ブース
※(佐久市でスキーのストックなどを製造している企業さんと一緒に出展しています)


左:ブースの全体像 右:ブースの正面

ブースは、佐久地域の雄大な自然を連想させるエメラルドグリーンを基調とした、
シンプルかつモダンなブースになっていました!

このブースで主にどんなことをされていたかというと、、、
福祉機器の説明や販売(簡単に言うと商談会のイメージです)をされていました。

主な製品をご紹介します。
まずは「よりそいくん」です!

(↑よりそいくん)

よりそいくんは、酸素ボンベや点滴を吊るす器具と車いすが一体となった製品です。
従来のよりそいくんを改良し、新よりそいくんでは、酸素ボンベや点滴器具と車いすを着脱可能にしました。
従来型では、これらの器具が固定されているため、車いすは酸素ボンベを使用する方や点滴を受ける方にしか使えず、車いす単体としての利用ができませんでした。
その結果、使用されない時間が長く、遊休状態になることもありました。
しかし、「よりそいくん」は着脱可能な構造により、車いす単体としても活用できるため、
病院などの施設では車いすの追加購入を抑えることができ、コスト削減につながります。
さらに、ガスボンベが移動可能な設計(写真:下左)となっているため、
ブースを訪れた来場者の方(写真:下右)からは
「横に広がらず省スペースで済むことに加えて、移動もしやすくてとても良いです!」
という声もいただいています。

その他の製品として
●撥水性・抗菌クッション
(特殊コーティングを施されたクッションカバーが水を弾きます)

●携帯酸素生成器【ASAMA】
(専用ボトル(写真:1列目右)に生成剤(写真:2列目)を入れると酸素が発生します)

●静音・除菌・消臭装置【Anqu】
(コンパクトサイズにも関わらず15畳をカバー、モーターを使わないのでとても静かです)

などの展示がありました!

その他の企業さんの展示では、
●某自動車メーカー
(福祉車両の新型)

●某水回り系住宅機器メーカー
(移動式水洗トイレ)

●スキーのストックメーカー
(折りたためる杖や雨でも滑らない杖等)

などの展示がありました!

福祉機器の進化を肌で感じられる、充実した展示会でした。
これからも、現場の声に寄り添ったアイデアに注目するとともに、
佐久地域でもどのような産業支援ができるか考えていきたいと思います!

この記事に関するお問い合わせは
佐久地域振興局商工観光課
電話:0267-63-3157

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