こんにちは　商工観光課のモンキーズです

１０月２６日（日）にオープンした銀座ＮＡＧＡＮＯで、長野県でもトップクラスの健康長寿な佐久地域を、首都圏の皆さまにご紹介するイベントが１１月２０日（木）～２１日（金）に行われました。

昼の部、夜の部の２部制で、近年注目されている発酵食品の中から、佐久地方を象徴する「味噌」と「地酒」をメイン素材としてＰＲがされました。

今日の「チカラ」は朝の味噌汁。「具だくさん味噌汁」と健康な暮らし

長野県は今でこそ長寿日本一ですが、昭和３０～４０年代には脳卒中の死亡率が全国で上位になるなどの問題を抱えていました。塩分の多い食事が原因だと考えられています。そこで、その課題を克服するために行政と病院、住民が協力して「減塩運動」に取り組んだのです。中心となったのは「食生活改善推進員」や「保健補導員」などの住民ボランティアの活動でした。各地区で選ばれた住民が健康について学んで実践し、家族や地域に広げる運動が積極的に行われてきたのです。

参加者の皆さまには佐久市健康づくり推進課の市村栄養士、南牧村の小山保健師からこのような佐久地域の長寿のヒミツの説明がされました。

そのあと味噌汁の具材を全員で切り、佐久市食生活改善推進協議会の土屋さん、片井さんに調理をしていただき昼食となりました。

具だくさんの味噌汁には、野菜の旨みがぎっしり！減塩効果があることを実際に味わっていただけたと思います。

２日目には峰竜太さんが来店され、一緒に具材を切っていただきましたよ。

味噌の効能や歴史については小諸市の山吹味噌の森工場長から説明がありました。

余った野菜は参加者の皆さまに「おすそわけ」としてお持ち帰りいただきました。大変喜んでいただけました。

明日の元気は佐久の地酒で。私好みの日本酒の見つけ方・たしなみ方

夜の部は水と土に恵まれた佐久地域の地酒をご紹介。

佐久地域には１３の酒蔵があります。日替わりで「本日の利き酒」と称し、４銘柄を紹介しました。各蔵元の代表からは「つくり手としての想い」や「ストーリー」をお聞きしました。これを聞いてから飲むと一層、美味しく感じられたのではないか思います。

第３３回全国きき酒選手権大会の優勝者である佐久穂町在住の由井志織さんは、「きき酒日本一の味覚・感覚と佐久のお酒」について語られました。

由井さんのお母様はいわゆる「でき合いのもの」を食卓に出すことはなかったのだそうです。食事やおやつは全て手作りされ、そういったことから味覚が研ぎ澄まされていったのではないかとのことです。