2010.12.27 [限界集落一番(長野市中条)常盤林夫さん 純子さん]
その道に入った以上、一生勉強しなければ
純子さん:
まあ、何しろ元気じゃなければダメ。何をするにも元気がとりえですから。こうして2人でやっていますが、どちらかが欠けてもダメですよね。
林夫さん:
今は2人でやっていますが、これからは地域の人とも連携してものづくりをしていけたらと思っています。夢は、農業高校の生徒たちと連携して味噌を作ること。「限界集落一番」のブランドを使って、高校生や地元の人と一緒に地域の産業起こしをしたいんです。商品はただ作ればいいというものではなくて、その背景に物語がないとダメなんですよ。だから、皆さんに協力してもらいながら、今年の冬はドラマチックな味噌作りをしたいです。
声を発すれば、皆さん協力してくれると思っています。人間、1人で心の中で思っていたって実現はできません。失敗してもやったほうがためになります。これは、「限界集落一番」のブランドを作ったときに思ったことです。
私は飾りっぽいことは言いたかないし言わないし、ありのまま、そのままが一番いいと思っています。今は、毎日が楽しい。というのは皆さんにこんな年になってもかわいがってもらって、非常にまあ、嬉しいし心豊かでなあ(笑)。お金儲けってのは考えないで、みんなのためになるように余生を貢献したいという気持ちでいます。
野草を煎じたお茶を毎日欠かさず飲んでいるという林夫さん。健康の秘訣を問うと、「やることをちゃんとやって、信念を持って生きていればたいがいのことは大丈夫」と笑います。2人一緒に、夢に向かって「二人三脚」で進む常盤さんご夫妻。これからも「限界集落」からおいしい商品を、一番の元気とともに届けてくれることでしょう。
住所 | 長野県長野市中条住良木1704 |
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電話 | 026-267-2232 |
URL | http://nakajyo-actio.jp/michinoeki/ |