長野県は日本一

長野県には、誇れる日本一がたくさんあります。 長野県は、「行ってみたい」 「見てみたい」「住んでみたい」「経験してみたい」魅力にあふれています。

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「あんずの里」千曲市、杭瀬下の謎!テンはどこに行った?

長野県内には、ちょっとおもしろい地名、変わった地名、読み方が難しい地名、由来がおもしろい地名など、色々あります。当「長野県は日本一」では、そんな地名も、順次ご紹介していきます。はみだしネタ的な感じで、ご覧ください。


車で出かける時、ラジオ、聞きますよね? 中でも「交通情報」はやはり気になるところですが、渋滞の場所って、大体決まっていますよね。例えば長野市の丹波島橋とか。

その渋滞の常連の一つが「千曲市くいせけ」。
ラジオでこの地名を聞く度に、ちょっと気になります。

クイセケ? Qui c’est que?

ちょっとフランス語みたい???

要はそれだけなんですが、どんなところ?と思って、行ってみました。



上の写真は、しなの鉄道屋代駅の駅前通りと国道18号の交差点のもの。
フツーの場所。確かに、交通量が多いので渋滞がちです。
実はここ、何度か、通ったことがあるのですが、普段はあんまり地名(交差店名)まで気にしていないんですよね。
普段何気なく通り過ぎる交差点の名前も、実は結構おもしろかったりします。
(でも、標識にばかり気を取られないでくださいね!)

さて、フランス語っぽい感じもする「杭瀬下」という地名。
元々「杭瀬下村」があったのですが、その由来は、なんと、千曲川の氾濫による水害が多く、杭をたくさん打ったから、だそうです! (BY杭瀬下に住んでいる千曲市役所の方)

現在は排水ポンプなども整備されてそんな心配もありませんが、その名残は、杭瀬下の消防団のハッピに残ってます。というのも、
ハッピの「杭」の字には、なべぶた(亠)の上の点がないそうです。

これは、水害で、打っても打っても杭が流されてしまったから! 消防団の奮闘ぶりが、そんなところからも伺えます。

さらに、下流の土口(どぐち)という地域では、「土」の右に点を打つことが多かったそうです(今でも、そう書く方も。)。
なぜなら、杭瀬下から杭がたくさん流れ付いたから

当時の方々のご苦労が忍ばれますが、でも、おもしろいものですね。

千曲市といえば、年間20万人以上が訪れる“あんずの里”として全国的にも有名です。地元ではあんずを特産品開発などに取り組んできました。

参考:「応援します!!地域ブランドづくり」ブログ
千曲市 あんずクラスター研究会 ~あんずの味噌漬けの試作~

また、最近は「千曲ブランド」も立ち上げました。

季節はちょうどあんずの時期。
「あんずまつり」は4/2(金)~16(金)

詳しくは→ JAちくま あんずブログ

あんずの里へは、「杭瀬下」交差点からも行けますが、少し長野市より(インターからなら手前)の「粟佐(あわさ)」交差点の方がいいでしょう。

是非、一目十万本と謳われる森のあんずを見にいらしてください!

「杭瀬下」の地図はこちら

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