皆さんこんにちは！

自然保護課です。

突然ですが、皆さんはライチョウを見たことはありますか？

愛くるしい目やかわいらしい姿に、魅了されている方もいらっしゃるかと思います。

そんなライチョウですが、現在、絶滅の危険性が高まっています。

生息数は、1980年代には全国で約3000羽と推定されていましたが、2000年代には約1700羽に減少したとされています。

さらに、北アルプスにおいては、地球温暖化の影響によりライチョウが生息できる環境が半世紀後には消滅する、という研究結果もあり、ライチョウは絶滅のおそれが高まっていると言えます。

そこで、県は、ライチョウを絶滅の危機から救うため、昨年度からクラウドファンディングによるライチョウ保護対策に取り組んでおり、今年も寄付金の募集を行いますので、皆様のご協力をお願いします！（受付期間：令和３年９月５日（日）まで）

今年度、いただいた寄付金は、以下の事業に活用します。

①ライチョウ保護の技術者を養成

ライチョウの保護に効果的と言われているケージ保護の手法を学びライチョウの仔育てをサポートできる人材を養成します。

　※現在、現地研修を受ける研修生を募集しています！（６月15日（火）申込期限）

https://www.pref.nagano.lg.jp/shizenhogo/event/r2raityouhogokoudogizyutusyabosyu.html

昨年の技術者養成事業の様子

②ライチョウに関する学習動画の作成

ライチョウの生息情報を投稿できるアプリ「ライポス」（R3.6運用開始予定）の利用方法やライチョウの生態等について学べる動画を作成します。

寄付の方法については、こちらをご覧ください。

https://www.furusato-tax.jp/gcf/1252

ライチョウを危機的状況から救うためには、行政や専門家だけでなく、多くの方の協力が必要です。