2026.07.21 [ 松本農業農村支援センター ]
いよいよモモ🍑のシーズンですね!
こんにちは。松本農業農村支援センターのTJです。
スーパーや直売所にモモが並び始めると、「いよいよ夏が来たな」と感じる方も多いのではないでしょうか。くだもの好きのTJも、この季節を毎年楽しみにしています。
実はモモは、数ある果物の中でも特に収穫適期が短い果物です。最もおいしい状態で収穫できる期間は、わずか1週間ほどしかありません。そのため、生産者の皆さんは収穫のタイミングを見極めながら、一番おいしい時期に私たちのもとへ届けてくれています。
今回は、そんな旬を迎えたモモについてご紹介します。

モモの歴史と産地
モモの原産地は中国の黄河上流の高原地帯とされ、日本にも古くから伝わっていました。しかし、現在私たちが食べているモモの多くは、明治時代以降に海外から導入された品種をもとに改良され、発展してきたものです。
全国の主な産地は山梨県、福島県、長野県で、長野県は全国有数のモモ産地として知られています。県内では長野市、須坂市、中野市などの北信地域を中心に栽培が盛んですが、松本地域でも一部の生産者の皆さんがこだわりのモモづくりに取り組んでいます。
長く楽しめる「品種リレー」
モモというと、白くてやわらかな「白桃」を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし実際には、食感や甘み、香りが異なる多くの品種が栽培されています。
収穫適期は短いものの、産地や品種が次々に旬を迎えることで、7月から9月まで長い期間モモを楽しむことができます。これを「品種リレー」と呼ぶこともあります。
代表的な品種
「あかつき」: 甘みと酸味のバランスが良く、全国で最も多く栽培されている人気品種です。
「白鳳」: やわらかな果肉と豊富な果汁が特徴で、とろけるような食感を楽しめます。
「なつっこ」: 長野県果樹試験場で育成された品種です。さっぱりとした甘さと、歯ごたえのある食感が人気を集めています。
「川中島白桃」: しっかりとした果肉と食べ応えが魅力です。日持ちも良く、長野県を代表する品種として知られています。

店頭に並ぶ時期の目安
・7月中旬~下旬:白鳳(山梨県産)
・7月下旬~8月上旬:あかつき(福島県産・長野県産)
・8月上旬~中旬:なつっこ(長野県産・山梨県産)
・8月下旬~9月上旬:川中島白桃(長野県産)
今年は春先からの高温の影響で生育が進み、収穫時期が例年より1週間ほど早まっているため、上記より少し早い時期から店頭に並ぶかもしれません。
ぜひ食べ比べを
モモは品種によって食感や甘み、香りが大きく異なります。やわらかく果汁たっぷりの品種が好きな方もいれば、しっかりとした歯ごたえを楽しみたい方もいるでしょう。
この時期は直売所にもさまざまな品種のモモが並びます。ぜひ産地や品種にも注目しながら食べ比べを楽しみ、お気に入りのモモを見つけてみてください。
短い旬だからこそ味わえる、夏ならではの恵み。今だけのおいしさを、ぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。

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