来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

ネムノキはねぼすけ?

長野県林業総合センター 指導部 です。

5月下旬になり、真夏日を予感させるような暑い日も出始めたことで、緑の木陰が欲しくなる季節を迎えました。

木陰に包まれた森

林業総合センターの森も、緑が濃くなって木陰に包まれる季節を迎えました。

と思って森の中を歩いていると、右に見えるネムノキに葉っぱがついていないことに気づきました。

夏の盛りに花を咲かせてくれるので、センターの夏を彩る花だったのに・・・

とちょっと残念な気持ちになりましたが・・よく見ると枝先に新芽が出ているではありませんか!

単に、葉が開く時期が遅かっただけのようですが、まわりに見えるほとんどの木が葉を開いているにも関わらず、今頃になって出てくるというのんびりしたネムノキ。

昼間に大きく拡げた葉が、夜になると閉じてしまうことから、寝ているようだと名付けられたネムノキですが、初夏になるまで葉を開かないというのは、これまたビックリ。

確かにネムノキは、ニセアカシアなどと同様に、様々な樹木の中でも春先に葉が開くのが遅い樹種のひとつだといわれています。

とはいえ、夏日を迎えるような時期まで冬芽のままで過ごし続け、葉を開けば夜には閉じてしまう性格を持っているネムノキというのは、ほんとうの「ねぼすけ」なのかもしれません。

こんな風に、林業総合センターの森を訪れていただければ、四季折々の植物を姿に触れることができます。
公共交通は発達しておりませんが、長野自動車道塩尻インターから10分ほどのところに位置しており、森に触れる場所としては手ごろな場所のひとつかと思います。

センター内にある森林学習展示館は月曜日が休館ですが、土曜日、日曜日、祝日ともに開館しておりますので、ぜひお気軽にお越しいただければ幸いです。

〈本件に関するお問い合わせ先〉
長野県林業総合センター 森林学習展示館
電話・FAX 0263-88-2035
メールアドレス: rinso-tenjikan@pref.nagano.lg.jp
(月曜日は休館日です。月曜日が祝日等の場合は、火曜日が休館日になります。)

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