松本地域の女性農業者で作る団体「松本農業女子くらら」の主催により、6月6日に農機具を安全に扱うための講習会が開催されました。

この講習会は、農繁期を迎え、農機具の基本的な使い方を再確認し、安全安心に農作業に取り組んでもらいたいというくらら会員の思いから開催され、会員に加え、就農を目指す女性農業者ら総勢15名が参加してくれました。

講習会の前半は、農機具の安全な使い方についての講義、後半は農業機械の操作実習が行われました

講義では、JA松本ハイランド・工機センター塩尻の小林メンバーシップサポーターにより、刈り払い機の安全な使い方等について説明があり、ヤンマーアグリジャパン（株）関東甲信越支社の伊東主任により乗用トラクターの安全な操作及びトラクターでの事故事例等について説明がありました。

実習では、講師指導の下、乗用トラクター及び管理機を参加者全員が操作しました。実際に使うのは初めていう参加者も多く、真剣に説明を聞き、慎重に操作を行っていました。

参加者からは、「専門家の説明を聞きながら、農機具を操作できる機会はないので、とても良かった。」、「家に機械はあるが、操作方法がわからず使っていなかったので、早速安全に気を付けながら使ってみたい。」との意見が聞かれ、女性農業者が積極的に農業機械を使うきっかけになってくれたのではないかと思います。