来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

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「県産材を活用した木工製品」を寄贈いただきました

こんにちは。
この4月に松本地域振興局林務課に配属されました、木材担当のDOMです。

長野県職員になって25年目、初めて、というかようやく地元松本での勤務となりました。
地元である松本地域の林業の振興のために頑張ります。

今回は、スマホスピーカーと行灯(あんどん)のお話です。
さるこの6月25日(金)に、松本地域振興局局長室にて、県産材を活用した木工製品の寄贈式が行われました。
寄贈頂いたのは、木工機械・木工製品を取り扱っている松本市平田の「丸久鋼機株式会社」様からの、

電源不要のスマホ用スピーカー「エコパイン・スピーカー」と、
エコパインスピーカーと同じく「組子細工」をあしらった「組子行灯(くみこあんどん)」です。

    草間局長(左)と武井社長(右)

「エコパインスピーカー」は、松本地域産のアカマツを使用しています。
使い方は、上面の切り欠きにスマホをセットし、音楽を再生するだけ。
アカマツ材はスマホから出る音との相性がとても良く、適度な柔らかさにより、スマホのスピーカーにありがちな「シャリシャリ」した高音を軽減し、中低音がより強調されることにより、暖かみがありバランスがとれた音を実現しています。

「組子行灯」も、松本地域産のアカマツを使用し、組子細工の丁寧な仕上げにより、落ち着いた高級感を醸し出しています。

贈呈式の後は、しばし意見交換。武井社長、アツく語ります。

「現場条件が様々で、他の産業と比べて機械化が難しい林業だが、省力化や安全性の向上が求められている。そこも含めて、林業の振興や地域産材の木材活用を考えていかなければならない。」と。

松本地域振興局では今年度秋から、地元木工製品等の普及拡大を目指して、木工製品等の巡回展示を企画しています。今回寄贈いただいた製品についても展示を行う予定です。巡回展示が始まったら、ブログでも紹介したいと思います。

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