2022.12.19 [ 分類なし ]
働くときに大事なことは全部テレビドラマに教わった
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長野県はどうなっているのでしょう。帝国データバンク長野支店の調査報告「DX 推進に関する長野県内企業の意識調査」(調査期間2022年9月15日~9月30日)が参考になります。
まず「DX」について、
・言葉の意味を理解し、取り組んでいる……16.8%
・言葉の意味を理解し、取り組みたいと思っている……25.2%
・言葉の意味を理解しているが、取り組んでいない……39.2%
・言葉は知っているが意味を理解できない……10.8%
・言葉も知らない……4.9%
こうした数字を見ると、長野県はDXの推進について遅れているなあと思うかもしれませんが、全国平均よりは上なのだそうです。
また、リスキリングについては、取り組んでいる企業が49.3%で約半数。そのうち取り組み項目は、
・オンライン会議システムや分析ツール等の新しいデジタルツールの学習……55.0%
・経営層による新しいスキルの学習、把握……44.3%
・経営層から従業員に学習が必要なスキルを伝達……36.4%
・従業員のデジタルスキルの把握、可視化……34.3%
リスキルしているといっても濃淡あるようです。
長野県の県の組織としては、今年の夏に「次期情報システム(ながのデジタルワークプレイス)」へと環境が変わりました。あわせて全職員対象に簡単な動画研修がありました。あれもリスキルの第一歩ということになると思います。変わっていく環境にあわせて職員のマインドセットの切り替えも大切です。職員の皆さんも、バスに乗り遅れたら大変とばかりに、くらいついて行った……と思います。そのうち、週に2-3時間は勤務時間中にeラーニングで自主学習する、なんて日がくるかもしれません。
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