2018.11.12 [ 松本市 ]
しあわせ信州移動知事室(松本地域)~障害福祉サービス事業所「コムハウス」の視察
11月8日、障害福祉サービス事業所「コムハウス」(松本市寿豊丘)を視察しました。
コムハウスは、障がいのある人も社会の一員として集い、働き、その人らしく、人間らしく生きていきたい・・・そんな願いを実現するために、障がいのある方の地域生活を応援する福祉事業所です。
コムハウスでは、無農薬で栽培したライ小麦を材料とした麦ストローをジブリ美術館開館に合わせて作り始め、同美術館の「カフェ麦わらぼうし」にて提供されています。
最初は、麦ストローでお茶をいただきながら、飯沼理事長さん、コムハウス村松施設長さん達と懇談しました。利用者の方たちが作っているクッキーもおいしくいただきました。
重症心身障がいのある方の活動の様子をお聞きしたり、麦ストローを作っている皆さんの様子を見せていただきました。
本日の懇談でコムハウスの皆さんから、
「ライ小麦の種まきから収穫まで、地域の方、利用者の家族等からアドバイスや協力をいただきながら行っている。」
「ジブリ美術館のつながりで麦ストローを作っているので、まずはジブリからの求めにしっかり応えていきたい。」
「どんなに重い障がいがあっても、社会人として仕事をして工賃を稼ぐことを大事にしている。」
などの発言がありました。
阿部知事からは、
「ジブリさんとはいい形でお付き合いを続けられるように。」
「プラスチックごみが問題となっている。ジブリに納品できなかった麦ストローをどこかで使ってもらえないか。」
といった発言がありました。
コムハウスの皆さんの取り組みを大事にしながら、課題についても情報共有して、県として支援できることを考えていきたいと思います。
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