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信州 de 湯彩健美 【2】温泉の入り方・マナー

<入浴中> 半身浴でゆっくりとリラックス
入浴中は肩までお湯に浸かる「全身浴」だけではなく、みぞおちくらいまで浸かる「半身浴」もオススメ。
心臓がお湯より上に出ることで、体にかかる負担も軽くなります。
リラックス効果を高めるのはもちろん、肌の古い角質を柔らかくし、毛穴を開いて汚れを浮き上がらせてくれるので美肌効果も◎。
タオルを肩にかけて温泉につかると体が冷えることなく、半身浴をすることができます。
汗ばんできたら、温泉から出る・・・というのを2~3回繰り返し、じっくりと温泉を楽しんでください。
また、入浴中にマッサージやストレッチをするのもおすすめです。
高血圧症、心臓病、高度の動脈硬化の人は高温浴(42℃以上)は避けてください。

<入浴後> 上がり湯はせず温泉成分を肌になじませて
温泉から上がった後、シャワーで体を流してから上がるという方は多いかと思いますが、上がり湯はせず、体をタオルで軽く拭くくらいにしておくと温泉の薬効成分も肌になじみ、美肌効果がさらに期待できます。
ただし刺激が強い泉質の場合や、肌が弱い方は要注意!
湯ただれを起こすこともありますので、その場合にはシャワーや淡水などで上がり湯をするか、きちんと拭き取りましょう。

また、温泉に浸かって発汗したことで、体内の水分が少なくなっています。
入浴後は水やスポーツドリンクを飲んで、しっかり水分補給を!
入浴中はエネルギーを消費し、血圧も変動しますので体調が安定するまで、湯冷めに注意しながら、安静に過ごしてください。

■ これで完璧!?温泉の入り方 ■

・湯冷め、湯あたり、湯疲れしない入り方
せっかく温泉に入ったのに、もう体が冷たい・・・というように、「湯冷め」をしないためにオススメなのが、「分割湯」!
3分入浴して休憩、また3分入浴して休憩・・・というように温泉に入ると、体が芯から温まって湯冷めしにくくなります。
「湯あたり」とは温泉の成分にあたって、食欲不振・発熱・嘔吐・湿疹などの浴用反応を起こすこと。
しかしこれは、湯治のときに多く見られる症状で、一般に「温泉に入ったのになんだかグッタリ・・・」というときは、単純にお湯に浸かり過ぎて体が疲れている、「湯疲れ」をしている場合が多いです。
「せっかく温泉に来たのだから何回も入らなきゃもったいない!」といって温泉に何度も入り、帰るときにはヘトヘト・・・なんてことにならないように、適度な入浴回数・時間を心がけ、ビタミンCや水分の補給、十分な休憩をとることが大切です。

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・のぼせにくい入り方
のぼせている状態というのは、首から上に血液が集まった状態。そんなときは、水で濡らして冷たくしたタオルを頭に乗せてください。
体は温泉で温めて、頭はタオルで冷やす!
夏場、露天風呂に入るときに直射日光を避ける効果もあります。

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・露天風呂と内湯、入るならどっちが先?
お湯と外気温との寒暖の差が大きいほど心臓には大きく負担がかかります。
露天風呂と内湯では、露天風呂の方が外気温が低いため、体が冷えた状態でお風呂に入ることに。
その状態で入浴すると、急激に血圧が上昇し、脳卒中や心筋梗塞などの危険もあります。
まず先に内湯に入り、ぬるいお湯から徐々に熱いお湯に移動すると体にも負担をかけません。
浴場によっては、浴槽がいくつもあったり、仕切りがあったりという場合がありますが、温度に大きな差がない場合でも、湯口付近の熱い場所ではなく湯口から遠い温度の低い場所から入りましょう。

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・成分の違う温泉がたくさん!どこから入ればいい?
湯めぐりの順番としては、単純温泉など弱い泉質から酸性泉など強い泉質へ徐々に移ること。
(単純温泉→塩化物泉・硫酸塩泉・炭酸水素塩泉→硫黄泉・酸性泉)
刺激の強い温泉に入った後は、やさしい温泉へ戻って上がりましょう。
また、肌をツルツルにする効果が高い、硫酸塩泉・炭酸水素塩泉などに入った後、保温効果の高い塩化物泉に入るのも○。
入浴の順番に気をつけることでさらなる美肌効果が期待できます。

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・入浴時間と消費カロリー
年齢や体格によって消費カロリーは異なりますが、
一般的に40度の温泉に10分間全身浴すると約40kcal(やや早歩きのウォーキング10分間)、42度の温泉に10分間の全身浴で約80kcal(ジョギング10分間)消費するとされています。
温度が高めの場合には体に負担をかけることになるので注意しましょう。

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