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Vol.34 特集■ジンギスカン街道をゆく!

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■ 信州新町「ヒツジをめぐる冒険」
でもなぜ、信州新町が「ジンギスカンの町」になり得たのか?
新町版「ヒツジをめぐる冒険」は、およそ80年前にさかのぼります。

育成に適した乾燥した気候などからヒツジの飼育が始まり、昭和20年代後半の最盛期には、なんと4000頭(!)も飼育されていたそうです。(ちなみに今の信州新町の総人口が約5000人)
肉は胃袋へ、羊毛は身体をあたためる衣服へと、「1頭で2度おいしい」ヒツジくん。
町内にジンギスカン料理の店も増えていきました。

しかし綿羊産業は、化学繊維の普及や安い輸入品によって衰退の一途…

昭和40年代〜50年代には、「ジンギスカンの町」としてイメージが定着した信州新町でしたが、その一方、町内でのヒツジ飼育数ゼロという事態に陥ってしまったのでした。

「これではいけない!」と、立ち上がった信州新町町民。
昭和57年から、町内で、味のよい「サフォーク種」の飼育を開始。イメージ再興に取り組みます。

左:かわいい瞳のこのコが「サフォーク」です。そんな目でみつめないで!食べるのがツラくなっちゃう
右:信州新町のめん羊イメージ新キャラ「めん子ちゃん」。122と書いて「ひつじ」

「信州新町産サフォーク」は羊特有の臭みがまったく無いので、伝統の漬け込みジンギスカンだけでなく、ステーキやたたき(!)、しゃぶしゃぶ(!!)など様々な楽しみ方ができると評判に。
(ただし、生産量が限られるため、信州新町産サフォークを味わえるのは今のところ町内でも1軒のみ。それでも「サフォーク種は美味しい」という評判は徐々に広まり、今や大人気となっています!)

こうして、伝統の「漬け込みジンギスカン」と「ステーキや骨付きでも食べられるサフォーク」の両方が味わえるようになった信州新町。「ひつじの町」「ジンギスカンの町」として、ますます有名になったのでした。


国道19号線の奈津女橋のたもとにヒツジのモニュメントを発見!

信州新町ジンギスカンの歴史はコチラ≫

■花よりジンギスカン!?
「街道」と呼ばれるくらい、ジンギスカン料理のお店が多い信州新町。
…ですが、地元の人たちは、それ以上に普段からジンギスカンを囲む機会がたくさん!盆暮れ正月の親戚が集まる席ではもちろん、田植えや稲刈り、花火大会、運動会とイベントがあると、肉とキャベツを持ち寄ってジンギスカンを囲んでの宴会がはじまります。

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