楽園信州

信州の旬情報をお届け!

しあわせ信州 > 長野県魅力発信ブログ > 楽園信州 > ■エリアで捜す > Vol.36 特集■信州の桜めぐり 第1回

Vol.36 特集■信州の桜めぐり 第1回

ふるさと弁当の会についてはコチラ

さて、お次は須坂市の【臥竜(がりゅう)公園】です。
今日にも、開花宣言されそうですね。来週ぐらいが見頃でしょうか。

臥竜山と竜ヶ池を中心とした公園で、15世紀半ばにこの地で勢力を持っていた須田氏によって築かれた城があったとのこと。
あまりメジャーではない、須田氏ですが、直江兼続の妹「きた」が須田満胤(みつたね)後の直江景実と結婚し、須田氏は上杉家の重臣として活躍したんだとか。兼続と須坂には深い関わりがあったようです。詳しくは、須坂市商業観光課で制作した、須田氏を取り上げた観光パンフレットが各施設に置かれていますので、ご参考にしてみてください。

園内には、約800本のソメイヨシノが咲き誇りますが、一番の見所は、広い池を囲むように続く約200本の桜並木。雪の残る山々とのコントラストが実に鮮やかです。


夜にはライトアップされ、夜桜見物の客で賑わう

そして、この公園内の動物園には、人気物のアカカンガルー「ハッチ」がいますよ。ハッチがサンドバッグと戯れる姿は必見です!

臥竜公園「さくらまつり」についてはコチラ
須坂市動物園についてはコチラ

さぁ、最後の一つは、小諸市の【小諸城址懐古園】です。
今週末にも開花し、来週には見頃を迎えそうですね。

武田信玄の家臣、山本勘助によって築城されたといわれるこの小諸城には、酔月城、白鶴城などの別名があるのですが、その一つが「穴城」。
別に蟻の巣のような洞窟があるわけではありませんよ(笑)
普通の城は、防御面から比較的見晴らしの良い、高い場所に作るものですが、この城は低地に築かれていて、街から城全体が見下ろせてしまうんです。
そんな場所で大丈夫なの?って思うでしょ。でも城(園)内に入ってみてください。中は南北に幾重にも谷が折り重なっているので、たとえ見下ろされても、ちゃんと防御できる要害の地だったんです!

現在、懐古園の入口となっている三の門。サザエさんのオープニングでも登場していていたのご存知でしたか?

島崎藤村をはじめとする文人に縁のある場所としても有名な懐古園は、ソメイヨシノやヒガンザクラなど、その種類も多く、約500 本の桜が咲き揃います。

中でも小諸が発祥地である樹齢100 年のヤエベニシダレザクラは濃い紅色の花を付け、周りの淡い紅色のソメイヨシノとのコントラストがその美しさを一層引き立たせます。その美しさには思わず見とれてしまいますよ。

桜祭りは4月30日まで開催。園内には、遊園地や動物園もあるので、小さいお子さんと行っても楽しいですよ。

1 2 3

このブログのトップへ

このブログや記事に関するお問い合わせ窓口

長野県観光部信州ブランド推進室
TEL:026-235-7247
FAX:026-235-7257