楽園信州

信州の旬情報をお届け!

<VOL.246>旬です!信州

<実は「長風呂」が好き>
連日の厳しい冷え込みの中、ぬくぬくと過ごしているのは須坂市動物園の人気者、カピバラです。温かいお風呂に浸かる姿が1月7日から平日も公開されています。メスの華と夫の光、去年11月に生まれた六つ子が仲良く38度のお湯に浸かると来場客は歓声をあげたりシャッターを切ったり。寒さが苦手なカピバラは一度入ると1時間以上じっくり浸かるということです。長風呂が好きなんですね、実は。この愛らしい姿を見ようと、正月三が日の来園者数は2678人と過去最高を記録しました。カピバラの入浴が見られるのは、平日が午前11時から。土日祝日は午前11時と午後1時半の2回です。期間は3月中旬までの予定です。
(1月7日放送)

<信州で発見された「赤い鳥」>
「里山の赤い鳥を訪ねて」と題した探鳥会が岡谷市で開かれました。約20人が参加した会のお目当ては「イスカ」という赤い鳥。メスは黄色、オスが赤い羽で、鳥の中では唯一
冬場に繁殖する珍しい種類です。イスカは松の実=マツボックリをくちばしでこじ開け、   中にある種を食べます。野鳥愛好家によると、雪が積もっている時季の方が、枝にとまる
野鳥が多いため観測しやすいとのこと。この日は、探鳥会終了間際になって10羽余りのイスカが群れで姿を見せ、参加者から歓声が上がりました。この鳥が国内で初めて観測されたのが信州・長野県。イスカはこれからが繁殖期で雛が相次いで誕生し、5月ごろまで信州で過ごします。 
(1月8日放送)

<小正月はお年寄りと一緒に>
飯田市の上村小学校では、今では見られなくなった小正月行事の飾りつけを地域のお年寄りと一緒に作りました。お年寄りによる小正月行事の指導は40年ほど前から続いていて、餅花と繭玉は子供たちの手作りです。餅花には「作物がたくさん花を咲かせ豊作になるように」との願いが込められています。また、玄関の松飾りは高さが2メートルほどあり、魔除けや豊作を意味する木を並べるのが特徴です。上村地区には昔から守られてきた伝統の「霜月まつり」があり、指導したお年寄りの一人は「昔ながらの小さな祭り、伝統文化をしっかり残していくのも地域にとって大事なこと」と話していました。
(1月9日放送)

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