2021.01.15 [ その他 ]
木曽町日義の「旭の滝」が氷結しています。
こんにちは。農地整備課のAです。
みなさんは、木曽町日義(宮ノ越地区)の南宮(なんぐう)神社境内にある「旭(あさひ)の滝」をご存知でしょうか?
この滝は、消失していた幻の滝を、平成25年度南宮神社例大祭を機に古文書により160年ぶりに再現をした人工滝で、山腹を流れる農業用用水路(上堰)から導水した用水が高さ約20mの岩壁を流れています。
先日、滝に立ち寄ったところ、雪のなかで「旭の滝」が氷結していました。自然が織り成す雪と氷の造形は、幻想的で美しく、寒さを感じつつも感動的でしたよ。
ちなみに、夏は緑に囲まれた涼やかで気持ちの良い滝が見られますよ。
旭の滝がある「南宮神社」は、国道19号の木曽町日義「巴淵交差点」を約300m南西に向かった国道沿いにあります。
南宮神社は「木曽義仲」が美濃関ケ原の南宮大社を分祠勧進し現地に移したものといわれているそうです。私は、その歴史に大変興味を感じますが、みなさんは、どうですか?
境内を歩くと石積みの水路があります。この水路は農業用用水路(町川用水)で、周りの自然景観にマッチしていて良い感じです。
その水路脇には、長野県地域発元気づくり支援金(平成27年度旭の滝保全景観形成事業)で設置された「悠久の山里 自然探勝路」の看板があります。
地域のみなさんが、この環境を大切にしていることが伝わってきますね。
せっかく神社にきたので、私は、新型コロナ禍の早期終息をお願いして、もう一度、旭の滝をみて帰りました。みなさんも機会があったら、コロナ対策や防寒対策をしたうえで行ってみてくださいね。
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