2023.10.18 [ 自然・名水・秘境 ]
水木沢天然林で森林保全等の学習会を開催しました
『木が育ち、寿命が近づくとキノコが生える。やがて木は朽ちて倒れる。その部分に陽の光が差し、
新たな木が生える。倒れた木も新たな木の栄養となり、そうして森が循環していく。』
こうした物語を見て感じることができるのが、水木沢天然林だということです。
散策の中でも、実際にこの物語を味わうことができました。
朽ち木に生えたキノコ 倒木により空いた空間に陽が差している
朽ち木から生える新しい木 「根上がりの木」
写真のように根元が分裂している木のことを指す。
倒木の上に育った木で、朽ちる前の倒木があった場所が
空洞として残っているとのこと
私自身、ガイドツアーを通じて水木沢の植生や「守られた森」の歴史について学ぶことができ、
また自然の力による循環がうまく進む中で健全な森林が続いていくことを知ることができました。
多くの参加者にとっても、貴重な自然をこの先も守っていく大切さが肌で感じられた学習会と
なったのではないかと思います。
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