2017.10.18 [ 自然・名水・秘境 ]
雲海と紅葉が綺麗!~インスタ映えの「御嶽山」
九合目から「二ノ池」に向かうと、二ノ池本館の建設資材を運ぶヘリコプターが荷卸しをしていました。 二ノ池の手前に池が出現していて、これは噴火後に現れたものだとか・・・現在、2.5池と呼ばれているようです。
日本で最高所の高山湖と言われる二ノ池ですが、行く度に灰で埋まって小さくなっているように見えます。
二ノ池から北へ丘を上がると、眼下に広がるのが「賽の河原」です。ここは無数のケルンが並ぶ広い窪地です。そして賽の河原の背後のごつごつとした岩山が「摩利支天山」です。
賽の河原に降りてみると、岩とケルンの間に草紅葉が点在していて、広大な「庭園」のような眺めを楽しむことが出来ました。
賽の河原から「摩利支天乗越」へ登り、「摩利支天山」を横から眺めます。険しい岩山です。
ちょっと狭いのですが、崖下に登山道があります。大きな岩の下、こんなところでも紅葉を楽しむことが出来ます。
「摩利支天山」@2959mの山頂です。頂上は岩の上にあり、二人がやっと立てるくらいの狭いスペースです。
山頂からは360度の大パノラマ、南正面の一番高いところが御嶽山の主峰「剣ヶ峰」です。
剣ヶ峰の稜線から西の方向には「継母岳」の尖った山頂が見えます。現在、この山への登山道はありません。
北方面には「継子岳」が見えます。こちらは緑が多く、起伏が柔らかで、剣ヶ峰とは対照的な山の姿です。初夏にはコマクサが群生し、ライチョウと出会える山域です。
摩利支天山から戻り、開田側へ降りると「三ノ池」が現れます。
御嶽山域の中でも大人気の撮影スポット。「御嶽ブルー」は晴れた日が一番色濃く、お天気によって色が変化します。
池の畔に降りてみます。
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