2025.03.10　［味・食文化］

ほっとひと息　お母さんの喫茶店　「エンゼル：木曽町」

２月のとある休日、木曽町万郡（まんごおり）の県職員宿舎からほど近くにある喫茶店の「エンゼル」にお邪魔してみました。
国道１９号沿い、万郡信号機脇のコンクリート造りの建物、以前から気になっていた喫茶店です。

ネット情報では９時半から営業されているようで、お昼前に宿舎からエンゼルに坂道を歩いて向かいます。
中はかなり広く、カウンター奥からお母さんが「寒いから暖房の近くにどうぞ」と優しくお声をかけてくださいました。おススメいただいた暖房近くの奥の席に陣取って、ほっとひと息。
喫茶店の定番、マンガに雑誌の棚もあります。

メニューはこちら。ソーダ水やクリームソーダなど、昔ながらの喫茶店メニューに、トースト類も充実の品揃えです。

かなりお腹がすいていたので、今回はカレーとコーヒーを注文してみました。
想像よりボリュームのあるサラダ付きカレーが登場です！
サラダは、ベースのキャベツの上に、トマトとリンゴと・・・カニカマ！！何とも微笑ましいサラダですね。
カレーの方は、辛すぎず甘すぎず、かつ濃厚で美味しい～　私好みなお味で大満足です。

カレーを食べ終わった頃、お母さんがコーヒーを持ってきてくださいました。素敵なコーヒーカップとチョコレートに、これまた嬉しい気分になります。コーヒーはサイフォン式で、マイルドなバランスの良いお味。

窓から見える国道１９号線を眺めながら、コーヒーを美味しくいただいた後、
お母さんに「こちらのお店は何年やってらっしゃるのですか」とお伺いすると、
「もう４３年になるかしらね。店を閉めようかとも思ったけど、来てくださるお客さんがいるから」とのお答えにびっくり！！
４３年やってらっしゃるとのお話に、ついついお母さんのお歳もお伺いしてしまいましたが、年齢よりはるかに若くてお元気な姿に二度驚き。

最近は中山道を歩く外国人のお客さんも多いそうで、「常連さんが英語のメニューも作ってくれたのよ」と見せてくださいました。