い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

しあわせ信州 > 長野県魅力発信ブログ > い~な 上伊那 > その他 > 「与田切発電所完成見学会」に参加しました!

「与田切発電所完成見学会」に参加しました!

川からの水は上水槽という場所に貯められ、左の写真の管を通って、右の写真の青い管から水車付近へ運ばれ、ノズルによって水車の羽根へ吹き付けられ、水車が回り、その回転を利用して発電がされるそうです。

水車と聞いてよく観光地等にある木製の水車が想像される人は多いかと思いますが、水力発電所の水車がどんなものなのか、すぐに思い浮かぶ人はあまりいないのではないでしょうか?
与田切発電所の水車は「ペルトン水車」、越百のしずく発電所の水車は「ターゴインパルス水車」という種類の水車だそうで、どちらも噴射ノズルから水を勢いよく噴射し、水車を回転させるそうです。
発電所の水車には他にも種類があるそうで、詳しく知りたい人はぜひ調べてみてください!

 

与田切発電所は、企業局として初めての、発電のみを目的とした発電所として建設されたそうです。30年以上に渡り運転していましたが、出水時の土砂流入が激しく、部品の著しい摩耗が懸念される発電所でした。
今回の再開発事業では、機器の更新や取水設備の改修を実施する大規模改修工事に併せ、与田切発電所の取水口敷地内に新しく「越百のしずく発電所」が建設されました。

越百のしずく発電所では、土砂流入が頻発する地点よりもさらに上流で取水できるため、降雨の際も比較的きれいな水で継続的な運転が可能であり、使用した水は与田切発電所へ導水され、再度発電に利用されます。
これにより、与田切発電所でも安定的な発電や、上水道への水の供給が可能となったそうです。

 

 

見学会に参加し、普段使っている電気がどのように作られているのか知るよい機会となりました。
今回は、大規模改修をした「与田切発電所」の見学会でしたが、暖かくなってきたら新しく建設された「越百のしずく発電所」の見学会も開催するかもしれないとの話を聞きました。
企業局ではこのほかにも見学会を開催しているようですので、興味のある方はぜひ参加してみてください!

企業局HP

1 2

このブログのトップへ

このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら

上伊那地域振興局 総務管理課
TEL:0265-76-6800
FAX:0265-76-6804