2025.09.25 [ 自然・山・花 ]
「遠州灘 海洋ごみ拾いイベント」を開催しました。~海洋ごみ問題について考えてみませんか?~
こんにちは!上伊那地域振興局環境・廃棄物対策課PYです。
9月15日(月・祝)に「遠州灘海洋ごみ拾いイベント」を開催しました|
本イベントでは、海洋ごみ問題※について知ってもらうことを目的として、環境学習や海岸での海洋ごみ拾い、ウミガメ放流を行いました。
※海洋ごみ問題って??
今、世界中の海では多くのごみが漂流しており、生き物が間違って食べたり、ごみに絡まってケガをしたりと苦しんでいます。
ごみの中でも多いのがペットボトルやレジ袋などのプラスチックごみです。
2050年には、海の魚よりもプラスチックごみの量が多くなるという予測もあり、世界中で海洋ごみを減らす取組が始まっています。
長野県は海に面していないから、海洋ごみなんて関係ないのでは?と思う人もいるかもしれませんが、海洋ごみの約80%は内陸から川を通じて海に流れ出たものと言われていて、天竜川をはじめ多くの川の上流域に暮らしている長野県民にとっても決して他人事ではないのです!
イベント当日早朝、伊那合同庁舎を出発して、会場となる浜松市へバスで移動しました。
出発時はあいにくの大雨でしたが、浜松市の天気予報は晴れ
会場へ着くころには、晴天となり、ごみ拾い日和⁉(ちょっと暑すぎるくらい)でした。
会場に到着する直前、河口付近の天竜川を渡りました。
長野県内を流れている天竜川とは雰囲気が違い、川幅が広くとても穏やかな印象でした。
(半分より手前が天竜川、真ん中あたり陸地の右側が河口、その奥が太平洋)
出発から約4時間、午前中の環境学習の会場となるサンクチュアリネイチャーセンターに到着しました。
環境学習では、ウミガメなどの海辺の生物の生態や環境問題について考えることの大切さなど、子どもたちにも分かりやすく話していただき、楽しく学ぶことができました。
(環境学習会場:静岡県内を中心に自然保護活動等を行っている、サンクチュアリネイチャーセンター(左)、環境学習の様子(右))
お昼休憩を挟んだ後、参加者も楽しみにしていたウミガメ放流の時間です!
海岸付近の駐車場から少し歩いていると会場である海岸が見えてきました。
長野県民は海を見るだけで少しテンションが上がります
海が見えはじめると、暑くて静かになっていた参加者の皆さんも「すごーい!」と声を上げていました。
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