2016.09.27 [ 自然・山・花 ]
萱野高原サイクリングと夫婦岩・夫婦松のお話
まずは『夫婦岩』のお話です。
大昔、知勇に優れた夫婦がこの高原に住み、
村人を外敵から守り続けていました。
老齢になるに及び、一念凝ってこの夫婦岩となり、
その後も村人を守り続けたと言うことです。
(案内板及び箕輪町観光協会HPより)
岩の上には神社が建てられています。
二つ目は『夫婦松』のお話です。
昔、牽牛(けんぎゅう)と織女(おりひめ)が熱烈な恋に落ちましたが、
天の川にはばまれて想いを遂げられませんでした。
二人は天の川の両岸で泣き続けました。
その涙が雨となって落ち、宙に迷っているのを知った夫婦岩がかわいそうに思い、
空を仰いで手招きし呼び続けました。
その声が通じ、この地で涙が結ばれ、「夫婦松」となりました。
以来、その報恩に夫婦岩を守り続けているのです。
(案内板より)
付近にいくつもある右の写真のような二股の松がその夫婦松なのだそうです。
切なく、美しい話ですね
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