2018.10.09 [ 地域振興局 ]
松くい虫被害から守るために~樹種転換~
「松くい虫被害」と言えば、みなさんも一度は見聞きしたことがあるのでないでしょうか?
マツノザイセンチュウがマツノマダラカミキリによって運ばれて、松が枯れてしまう被害のことです。
(マツノザイセンチュウは目に見えないほど小さな線虫です!)
松くい虫被害の拡大防止としては、薬剤の散布や注入、樹種転換があります。
今回はアカマツ林の樹種転換のためにアカマツを伐採した箇所の完了調査に行ってきました!
樹種転換って何かって?
しっかりと守る必要があるアカマツ林へ病気をうつす恐れのある区域のアカマツを取り除いて、広葉樹などの林に変えることをいいます。
今回の箇所は伊那市八ツ手地区です。
アカマツがすっかりなくなってしまいましたね!
こちらでは今後、広葉樹などの植栽が進められていきます。
伐採したアカマツも、防除のためにしっかりと粉砕されていました。
松くい虫被害の拡大防止のための樹種転換は、隣接する箕輪町でも進められています。
箕輪町の伐採箇所では来年度上伊那郡市植樹祭を開催させていただく予定です。
上伊那地域の松くい虫被害の拡大を食い止めるため、みなさんにご理解いただきながら今後も対応を進めていきます。
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