じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

E7系に試乗しました!

地域政策課のDOGです。
JR様から新型新幹線車両E7系の試乗会にお招きいただいたので、長野駅にやって来ました。
正確には別に私が招待されたわけではなく、上司の都合がつかないためにお役が回ってきただけですが、話題の新型車両をいち早く体感できるのなら、どんな理由だろうと文句はありません。

2月8日は記録的な雪という予報のとおり、朝から雪が降っていましたが、試乗用のE7系車両は、定刻どおりに長野駅のホームに滑りこんできました。

普通車両の席列は現在のE2系と同じ、2列+3列ですが、座ってみるとゆったりした感じです。
実際、シートの間隔はE2系より6センチほど広くなっているそうです。

ヘッドレスト(枕)の高さは自由に変えられます。細かいところですがこれは快適。

各座席の近くには電源コンセント付き。携帯やノートPCの充電ができます。

今回の試乗は長野~大宮の往復で、停車駅もこの2駅だけでした。当然の事ながら上田駅は一瞬で通過。一応、上田城の櫓を写してみましたが、注意して見ていなければ絶対気付きません。

実際の北陸新幹線の運行ではできるだけ上田に止まってくれますように、お願いします。JRさん。

大宮に到着したところで、改めてE7系の顔を観察。やはり特徴的なのはアクセントカラーの、金に近い銅色のライン。これまでの新幹線では使われていなかった色で、上品さと落ち着きを感じさせます。

一方でノーズ(先端部)の形状はシンプルな三角形。最近の新幹線車両はノーズが非常に長かったり、カモノハシのような形状だったりと、特徴的なシルエットを持つ車両が多いですが、現行のE2系と同様、E7系も文字通り尖ったところのない、万人受けしそうなデザインになっています。

さて、E7系で気になる点がもう一つ、グリーン車を超える「グランクラス」です。東北新幹線で採用されていますが、長野県に入ってくるのは初めてのはずです。
グリーン車どころか指定席さえ滅多に使わないDOGですが、今回の試乗ではこのグランクラスも体験できました。
普通車両が2+3列の最大100人なのに対し、グランクラス車両は1+2列で定員たったの18人


手元のコントロールパネル。マッサージチェアも顔負け。

グリーン車が普通車の正統進化系だとすると、グランクラスは全く別の系統(飛行機とか)の遺伝子を持つ、鉄道とは別次元の存在であるという印象でした。なお、東北新幹線のグランクラスは専任の客室乗務員が同乗しますが、長野新幹線はシートのみのサービスになるという事です。

E7系は北陸新幹線の金沢延伸に対応して開発された車両ですが、3月15日から先行して長野新幹線に投入されます。
いずれは全てE2系と置き換わる予定ですが、当面は上下各7本(上り504,518,522,530,536,546,550号、下り505,509,521,525,533,539,549号)だけの運転となります。新幹線を利用する予定のある方は、この新型車両の便を狙ってみるのもいいんじゃないでしょうか。

1 2

このブログのトップへ

このブログや記事に関するお問い合わせ窓口

上田地域振興局 総務管理課総務係
TEL:0268-25-7111
FAX:0268-25-7115