2014.02.19 [ 総務管理課 ]
企画力と発信力に磨きをかける
地域政策課のHYです。
2月1日の土曜日、上田駅前ビル「パレオ」において、『「伝える」を「伝わる」にしたい~あなたの企画力をもっと効果的にする講座~』を開催しました。
この講座は、昨年度開催した『「伝える」を学べる無料講座~いこうよ、学び場~』の続編と位置づけ、イベント企画力と発信力の向上を目的としたセミナーです。
主催は地域づくりネットワーク長野県協議会上小支部と上小地方事務所です。
講師は前回に引き続き、NPO法人UFM理事長の池松勇樹氏と間島宣伝事務所の間島賢一氏にお願いしました。
午前中は池松さんの「必ず成功するイベント企画の考え方」です。
イベント企画を家作りに例えて、主催者(施主)と企画者(設計)は別であること、きちんと順序を踏んだ組み立て方をしなければならないことなどのお話がありました。
さすが、建築科出身の池松さんならではという感じで説得力があります。
また、予算と認知度からイベントを4つの型に分類し、それぞれの特徴に応じた目標設定の仕方などをわかりやすいグラフを用いて解説していただきました。このグラフを使えば、自分の企画が今どの位置にいるのか、そして何をするべきかを確認しながら作業を進めていくことができると思います。
さらに、ご自分が手掛けてきた様々なイベントの実例を紹介していただくことで、より現実に即したノウハウを学ぶことができました。
一口にイベントといっても、その目的や態様は様々です。闇雲に人集めをするのではなく、イベントを客観的に分析することで頭の中が整理され、何をどうすればいいのかが自ずと見えてくるような気がします。大変参考になりました。
午後は、間島さんの「効果のあるチラシのつくりかた」です。
自分の思いが相手に伝わるようにするためには、「セリングポイントをベネフィッティングポイントに変える」ことが重要だと間島さんは言います。
セリングポイントとは売り手、作り手の視点、ベネフィッティングポイントは買い手、利用者の視点です。
チラシを作る際にも、「自分」ではなく「あなた」の目線で考えると、相手の共感を呼び、より気持ちが伝わるようになるそうです。
実際に、グループでキャッチコピーやリード文を作ってみる作業をし、楽しみながらチラシ作りのポイントについて学ぶことができました。
当日は、2講座あわせ延べ81名の参加をいただきましたが、はるばる小谷村からお越しいただいた方もいらっしゃいました。遠くから本当にありがとうございました。
また、番外編として、夕方は講師を囲んで懇親会を開催しました。私HYは都合があって残念ながら参加できなかったのですが、講師、また参加者同士でさらに交流を深めていただき、有意義な時間となったようです。
今後も、皆さんのお役に立つような企画を、今日のセミナーで学んだことを活かしながら計画していきたいと思います。
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