企画振興課の地域振興推進費担当です。
皆さんは今の仕事(又は、将来就きたいと思っている仕事)をどのように選びましたか?
自分の将来を考えたとき、選択肢が多ければその分、可能性も広がります。
上田地域振興局では、上田地域の素晴らしい企業やそこで働く人を地元中学生に知ってもらい、地域での就業を選択肢の一つとして考えるきっかけとなってほしいという目的から、産学官協働のキャリア教育実施支援事業を、地域振興推進費(※)を活用して実施しています。(担当:商工観光課)
令和3年度も、前年度に引き続き上田市立丸子中学校にモデル校として御協力いただき、3日間にわたるプログラムを実施しました。
<1日目>
まずは事前学習として(一社)グローカルリソースセンター 代表理事の大森美和さんの講演を聴講しました。
表題は、「自己理解について」
キャリア教育における「自己理解」の方法や必要性について教えていただきました。
また、生徒の皆さんには、年齢や環境に応じて自分がどのような人生を設計していきたいか「ライフキャリア・レインボー」を作成してもらい、自分の将来をイメージしてもらいました。
【ライフキャリア・レインボー(例)】
学校で行われる進路指導もキャリア教育の一部ということもわかってもらい、生徒の皆さんには長期的なイメージを持ってもらえたのではないでしょうか。
【グループに分かれてライフキャリア・レインボーを作成】
<2日目>
1日目で自己理解を深めた生徒の皆さんは、2日目は、実際に様々な業界で働いている方々にインタビューを行いました。
インタビューは、地元企業や公務員、医師やエステティシャン等の様々な業種の17者に対し、3クラス75名の生徒さんが、数名のグループに分かれ、オンラインで行いました。
「その仕事を選んだ理由」「やりがい、大変なこと」「必要な勉強やスキル」等の質問を始め、「コロナの影響」「コロナ禍で工夫していること」等の今らしい質問もありました。
生徒の皆さんは、はじめは緊張した様子でしたが、インタビューが進むにつれ笑顔がみられるようになり、憧れの業界等で活躍する方々のお話を熱心に聴いていました。
【一人一台のパソコンで間隔を保ってオンラインインタビュー】
<3日目>
3日目もグループに分かれ、今度は21者の企業等へ「訪問」してインタビューを行いました。
私は、花き栽培を手掛ける「小宮山農園」さんを訪問するグループに同行させていただきました。
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