こんにちは、林務課 山の上のポチャです。
6月3日(土)、青木村で「千曲川上・下流住民による共同植樹会」が開催されました。台風の接近でどうなることかと心配しましたが、青空の下、土はたっぷりと水分を含んでおり、絶好の植樹日和となりました
長野市長沼地区と青木村の皆さん約70人が参加して、県道・丸子信州新線修那羅峠付近の青木村及び上田市共有財産組合の財産区有林にシダレザクラの成木10本とアカマツの苗木200本を植えました。
令和元年の台風19号で被災された長野市長沼地区の皆さんに、特産のタチアカネそばのふるまいをしたことが縁で、長野市長沼地区と青木村は現在も交流を重ねています。
森林の土は隙間がたくさんあり、スポンジのように雨水を吸収して蓄え、ゆっくりと時間をかけて川に送りだします。
この働きによって、洪水は緩和され、雨が降らない時も渇水を防いでくれます。
青木村の8割は森林です。千曲川上流に位置する青木村で森林整備を進めることが、長沼地区の皆さんを守ることにつながる・・・そんな思いから企画された植樹会でした。
近年多発している集中豪雨に対しては、森林整備はもちろんですが、流域の治水対策も欠かすことはできません。両者をうまく組み合わせることで、私たちは水の恵みを受けることができるのではないでしょうか。
みどりの少年団(青木小学校)の皆さん。
「重い~っ!」と言いながら一生懸命にスコップで土をかけていました。
植えているのはシダレザクラ春が来るのが楽しみです
松くい虫の被害を受けにくい抵抗性アカマツの苗木を植えました
植樹を終えて、皆さん笑顔で記念撮影
暑い中、お疲れ様でした。
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