2018.06.28 [ 林務課 ]
みにみに知識林業編その1
こんにちは。林務課takeです。
森林や林業に関する豆知識を2つご紹介します。
1つ目は木についてです。
木はどうやって生えてくるか知っていますか。
種から芽が出て成長することは皆さんご存知かと思いますが、ほかの生え方もあるのです。
写真のように切り株から生えてくる(萌芽更新)場合や切り株の上に落ちた種が生えてくる場合(実生)などがあります。
切り株から芽が出る場合は、ナラやホオノキなどの一部樹種で見られるもので、1つの切り株から複数の芽が出てくることもあります。
早く成長するので、マキやキノコの原木を採る木を育てることに使われる方法です。
切り株の上から芽が生えてくる場合は、種が切り株に落ち、切り株が土の代わりになることで成長し、地面に落ちた種に比べて日を独占しやすいので成長しやすいのです。いずれは根が地面につき、切り株が土にかえることで根が浮いて見えるようになります。
縄文杉で有名な屋久島でもこの様子は見ることができ、一部では「タコ杉」と呼ばれています。
先日、森暮らしのねってぃが書いたブログで上空から全体像を把握できることをお伝えしました。
今まで半日から1日以上かかっていた面積を図る作業や、木の大きさを把握する作業がこれからの時代は数時間で行えるようになるそうです。
崩れているところや急傾斜のところへは行かなくていいようになり安全が高まるそうです。
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